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子供にいつから携帯をもたせたらいいのか、迷っている方は意外と多いです。
携帯電話の普及に伴い、利用している人の低年齢化も進んでいるのは事実です。
自分が子供だった頃の常識をそのまま自分の子供に当てはめてしまうと、
子供に可哀想な思いをさせてしまうのではないかと、心配する声も聞かれます。
そこで今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。
・実際の子供の携帯電話の普及率は?
・子供に携帯をもたせる理由は?
・子供に携帯電話を持たせることへのメリット・デメリット
以上の3つでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
実際の子供の携帯電話の普及率は?
子供に携帯をもたせるタイミングは、人それぞれです。
しかし、子供はある程度大きくなると携帯電話を欲しがります。
そこで気になるのは、みんないつからもたせてるの?ってことだと思います。
最新の内閣府の調査によると、平成28年時点で
小学生で約50%以上、中学生で約60%以上
が携帯を所持していることがわかりました。
さらに、スマホをすでに所持している割合は、
小学生の約30%、中学生の約50%と驚きの数値です。
2016年に東京都では2000人の家庭を対象として、
「子供のスマートフォンをもたせた時期」を調査した結果を発表しています。
第1位:中学1年生(入学時) 約30%
第2位:高校1年生(入学時) 約21%
第3位:小学5年生~6年生 約15%
小学生にしてすでにスマートフォンを持っている子供も実際にこれだけいるとは、驚きです。
周りの子達が使っていると、親ももたせてあげないと!と感じるようです。
今やコミュニケーションツールとして欠かすことができなくなっているLINEなどのおかげで、
子供の周囲でスマホを持ち始めると、スマホデビューを考えるきっかけにもなるようです。
子供に携帯をもたせる理由は?
さて、先ほどスマホのアプリケーションでもあるLINEが、
実際に子供にスマホを持たせる理由になったとご紹介しましたが、
皆さんはどんな理由で子供に携帯をもたせることになるのでしょうか?
さまざまな理由をご紹介していきます。
「キッズ携帯をもたせた理由」
・子供の一人公園デビューをきっかけに!
マンションの近くに公園があり、
同じマンションの子達と子供たちだけで公園で遊ぶようになったことがきっかけ。
兄弟がいると、どちらかが体調を崩していることも珍しくはありません。
そんな時でも子供は元気なので、公園などへ行きたがります。
そんな時にキッズ携帯でいつでも連絡が取れることと、
親のスマホから位置が確認できることで親の不安を少しでも和らげるためにもたせる方も多いようです。
・習い事のお迎えの際に!
習い事を始めたことがきっかけ。
終わった連絡や、緊急の連絡時のためにもたせる親御さんも多いようです。
夜遅くに終わる習い事もあるため、防犯用にと考えることが持つきっかけにもつながっています。
・両親が共働きなため!
両親が共働きな家庭は、昔に比べとても増えました。
さらに、地域で子供を見守る仕組みが昔に比べ少なくなったことをきっかけに、
親御さんたちは自分たちだけで子供を守ることが求められています。
そういったことがきっかけでキッズ携帯をもたせることもあります。
防犯ブザーやGPSによる子供の位置情報の確認、さらに通話という連絡手段で
子供たちの安全を少しでも守ることが理由でした。
そういった理由から、
何かと一人で行動することが多くなる小学生から携帯を持つ子供が増えているようです。
それではスマホの場合を見ていきましょう。
「スマホを持たせる理由」
・子供の周囲でスマホが流行りだした!
大人でも実際に通話して話すコミュニケーションよりも、
手軽にできるSNSやLINEなどのツールによるコミュニケーションが当たり前になりつつある中で、
子供たちの間でもそういったコミュニケーションが主流になっています。
しかし、スマホを持っていないことにより、
そのコミュニケーションの中に子供が入ることができないことを心配し、
スマホを持たせるきっかけになるようです。
・今の時代「スマホ」くらい使いこなせる子供へ!
間違いなく、これからの将来こういった機械やツールを使いこなすことが当たり前になる時代がやってきます。
そこで小さな時からスマホを与えて、慣れてもらいたいという親心からスマホを持たせる親御さんもいるようです。
格安スマホの普及で、手頃な値段でスマホが使えるようになったことも、
スマホを持つ子供が増えたことにもつながっています。
スマホが当たり前になる時代がすぐそこまできているような気がしますね。
子供に携帯電話を持たせることへのメリット・デメリット
では、いざ子供に携帯をもたせることになった時に心配になるのが、
どんないい面と悪い面があるのかということです。
そこで、実際に使っている方の携帯をもたせることへのメリットとデメリットをまとめてみましたので、
参考にしてみてください。
「携帯を持つことのメリット」
・いつでも連絡が取れる
門限の時間になっても子供が帰ってこない!と心配になる時にすぐ連絡ができるのは、
もたせる親にとってはとても助かりますね。
・災害時の緊急連絡ができる
地震などの災害時に別々の場所にいることはあることです。
そんな時に連絡手段があると助かります。
スマホであればLINEなどのコミュニケーションツールがとても役に立ちます。
・子供自身でSOSが発信できる
キッズ携帯にはボタン一つで110番できる仕組みがあります。子供が困った時に自分自身でSOS
が発信できると、子供が犯罪などに巻き込まれることを防ぐことにもつながります。
・子供から親に連絡ができる
出先で伝えていた予定が変更になってしまうことはあります。
そんな時に、親に子供から連絡できると親も安心できます。
「携帯を持つことのデメリット」
・機械が高い
安い買い物ではないですよね。遊びに夢中になると携帯の存在を忘れてしまうことも!
壊れたり、無くしたりすると困ってしまいます。
・誤発信することもある
キッズ携帯には緊急時にボタン一つで110番できる機能がついているものもあります。
間違って押してしまって、パトカーや消防車がたくさん集まってしまった、ということもあるようです。
・通信料がかかる
スマホでは通話料の他にインターネットの利用料として通信料がかかります。
使ったぶんだけ高くなるものから使い放題のものまでありますが、決して安いものではありません。
・依存症
スマホ依存という言葉があるように、便利な反面依存しやすいものでもあります。
本来やるべきことがおろそかになってしまうリスクもなくはないです。
・ネット犯罪やいじめ問題
先ほど持っていないことへの不安でもたせることがあるとご紹介しましたが、持っていることによって、
その中でのいじめに巻き込まれてしまうことも!
さらにインターネット上で顔の見えない相手とのコミュニケーションが可能になることから、
ネット犯罪に巻き込まれるリスクもあります。
・個人情報流出トラブル
スマホではさまざまなアプリを使って情報を発信することが簡単にできます。
そのため、誤って個人情報などの大切な情報を誰もが閲覧できるインターネット上に公開してしまうリスクがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さまざまな視点から、子供の携帯事情をご紹介しました。
いつからもたせるというのは、
個々の家庭環境で必要になったタイミングでというのが一般的なようです。
スマホに関しては、周りに合わせて各家庭での判断が大切です。
便利な反面、危険なこともあるということも言えそうです。
いつからという時期にこだわらず、
その子その子にあったタイミングで使い方を家族で相談しながら
使用することが大切なように感じます。
しっかりとご家庭で話し合いをしてから、
必要になったタイミングで検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
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