アンチエイジングの鍵「成長ホルモン」を増やして若返り!

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アンチエイジングの鍵ともいわれる「成長ホルモン
成長ホルモンは、私たちの体の中でどのような働きをしているのでしょう?
今回は、成長ホルモンの作用や、
成長ホルモンを増やす方法などについてご紹介しますね。

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成長ホルモンとは?

吹き出し 少女
成長ホルモンとは、191個のアミノ酸で構成される物質で、
脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌され、
甲状腺、副腎、消化器、生殖器、脂肪、筋肉など、
さまざまな部分の代謝を促進します。
成長ホルモンは生涯にわたり分泌されますが、
思春期をピークに20歳前後からどんどん減少していってしまいます。

成長ホルモンの作用

成長ホルモンの主な作用は、
体の様々な組織の成長を促進する働きと、代謝をコントロールすることです。
成長ホルモンが正常に働きかけることで、
細胞の修復を促進したり、病気に対する抵抗力をアップしたり、
私たちの体を健康的に維持してくれるのです。
では、成長ホルモンのさまざまな働きについて説明しますね。
ー身長を伸ばす、筋肉や骨を作るー
身長を測る女の子
成長ホルモンの主な作用で最も注目されている働きは、
身長を伸ばす」働きでしょう。
昔から身長がなかなか伸びない子供がいましたが、
近年では、「SGA性低身長症」という症名があり、
子供の身長の伸び率が一定の基準値を下回った場合を指します。
低身長症は成長ホルモンによる治療で改善することもできるので、
お子さんがSGA性低身長症かも?
と思ったら、内分泌科で相談してみましょう。
成長ホルモンは筋力アップにも有効に働いてくれるのですが、
全てのトレーニングで分泌されるわけではありません。
成長ホルモンが分泌される条件は、
重い加重のウェイトトレーニングや、ジャンプ、
短距離走など、瞬発力の必要なトレーニングを行うことです。
筋肉には、遅筋と速筋があるのですが、
瞬発力に必要な筋肉は速筋です。
この速筋を鍛えるトレーニングをしなければ、
成長ホルモンは分泌されないのです。
ーバストアップー
バスト
成長ホルモンはバストアップにも働きかけるのですが、
バストを大きくするには、
ラクトゲン受容体
という器官が必要になってきます。
ラクトゲン受容体とは、
胸内部の乳腺の中に存在している器官で、
女性ホルモンや成長ホルモンからの作用でバストアップするのです。
ラクトゲン受容体は10歳~30歳頃にできるのですが、
一生できない人もいるのだとか。
基本的に、バストアップにはラクトゲン受容体が必要不可欠なのですが、
ラクトゲン受容体がなくても、成長ホルモンの分泌を促すことで、
バストアップは可能なんです!!
成長ホルモンには、乳腺を取り巻く間質細胞の刺激から、
乳腺発達によるバストアップ効果があるので、
ラクトゲン受容体がなくても胸を大きくすることができるのです。
ー内臓脂肪を分解し、血糖値をあげるー
メタボ腹
年齢を重ねると、太りやすくなってしまうのは、
成長ホルモンの分泌量が減っているからなんです。
お腹の中・腸の周りには、脂肪を分解する
ホルモン感受性リパーゼ」という酵素がたくさんあるのですが、
ホルモン感受性リパーゼは、成長ホルモンによって活性化されるので、
加齢などで成長ホルモンが減ってしまうと
ホルモン感受性リパーゼの働きが低下してしまうのです。
また、成長ホルモンには内臓脂肪を分解する作用があり、
同時に糖質の代謝を促してエネルギー消費をあげる作用があります。
ー老化防止ー
成長ホルモンは思春期をピークに、
20代からどんどん減少していきます。
成長ホルモングラフ
出典:http://www.genomer.jp/antiaging/index.html
最も多く成長ホルモンが分泌される思春期に比べると、
30代~40代は約半分、60代では約30%にまで減少してしまうのです。
成長ホルモンが減少すると、様々な影響が出てきます。
・疲れやすい
・集中力が続かない
・やる気が出ない
・気持ちの浮き沈みが激しくなる
・肌の老化
・体毛が薄くなる
・お腹が出てくる
・ダイエットしても効果が出にくい
・体脂肪や体重が増加する
いくつか当てはまるなぁという人は、
成長ホルモンが減少しているのかも?!
(ちなみに私は5つ当てはまりました…)
年齢を重ねても、成長ホルモンがたくさん分泌されていれば、
これらの不調も少なくなるのです。
また、成長ホルモンは「若返りホルモン」とも呼ばれていて、
成長ホルモンを増やすことでシミやシワ、たるみなど、
気になる老化を防いでくれる作用があります。

成長ホルモンをたくさん分泌させる方法

成長ホルモンを増やすことができれば、老化は防止できる!
ということで、
成長ホルモンをたくさん分泌させる方法についてご紹介します。
ー睡眠ー
眠る女
成長ホルモンを分泌させるのに欠かせないのが「睡眠」です。
成長ホルモンが分泌されるのは、
入眠してから3時間
とされています。
この入眠後3時間にどれだけ深い睡眠が取れるかが”カギ”なのです。
深い睡眠を得るためには、
よく眠れる環境づくり
が必要です。
具体的には、
・寝具を清潔に保つ
・自分に合う枕を使う
・室内の温度
・アルコールやカフェインの摂取をしない
・寝る直前に食事をしない
・激しい運動をしない
・寝る2時間前にTVやPC、スマホの使用をやめる
です。
また、寝る前にお風呂に入る場合は、
熱い湯ではなく、ぬる湯に入るのがおススメです。
熱い湯は交感神経が活発になってしまい、
眠りを阻害してしまいます。
入浴剤にリラックス効果のあるものを使うと、
より快適な睡眠を得ることが期待できます。
いきなりすべてを実行するのは大変ですので、
できるところから改善していきましょう。
ー筋トレー
筋トレ
成長ホルモンは筋トレをすることで分泌されます。
効果的な筋トレの強度は、
最大筋力の80%以上
なのですが、
これは、ジムでとてもハードなトレーニングを行うのと同じ負荷がかかり、
毎日行うには無理があります…。
そこでおススメなのが、
スロートレーニング
という筋トレ法。
スロートレーニングなら、
軽い負荷でも通常時の数百倍の成長ホルモンを分泌させることができるのです!
やり方は簡単で、
普通の筋トレをゆっくりと休まずに、1回15分程度、
これを週に2~3回行います。
ポイントは、常に筋肉に力を入れていることを意識して行うこと。
スロートレーニング後、しっかりと休むことで、
成長ホルモンが分泌されるのです。
ー空腹ー
空腹
食事は空腹を感じてから摂るようにしましょう。
空腹になると、脳が低血糖を解消しようと、
肝臓でグルコースの生産を始めるため、成長ホルモンが大量に分泌されます。
また、空腹がピークの時、胃の粘膜にグレリンという物質が出ます。
そのグレリンが脳下垂体に作用して、成長ホルモンの分泌を促すのです。
口淋しくてついつい間食したり、空腹を感じていないうちに食事を摂ると、
成長ホルモンが分泌されないのです。

まとめ

アンチエイジングは簡単なことから始めることができます。
ここでご紹介したすべてをやらなくても、
どれかひとつ、続けることで十分な効果を得ることができるでしょう。
そういった小さな積み重ねが、若返りの元となるのです。
まだまだ若い20代の方でも、
今から始めることで、
10年後、20年後に周りとの差が出てきます。
まずは、できることから少しずつ始めてみましょう♪
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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