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美意識の高い人たちの間で話題のハイドロキノンという成分。
日本ではあまり聞いたことのない成分ですが、
なんと!シミやニキビ跡を消すのだとか。
その美白効果から、
「肌の漂白剤」
とも呼ばれるほど。
深く濃く定着してしまったシミは消すのが不可能ではないか?
というほど消えず、最終手段はレーザー治療のみ、と思っていたのですが、
ハイドロキノン配合のクリームを使えば、
自宅でシミやニキビ跡をケアすることができるのだとか。
そんなすごい成分のハイドロキノンの効果とは?
今回は、ハイドロキノンの効果や使い方、
ハイドロキノンと合わせて使われるトレチノインについて書いていきます。
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美意識の高いニューヨーカーにはおなじみの成分
ハイドロキノンはアメリカでは
「シミの治療=ハイドロキノン」
というくらいポピュラーな美容成分です。
ビタミンCの100倍ともされる美白効果があり、
日本のクリニックでも使用されている美白成分です。
以前はお医者さんの処方箋が必要でしたが、
化粧品に配合されるようになったり、
ネット通販などで購入することができるようになりました。
ハイドロキノンとは
ハイドロキノンは、イチゴやブルーベリー、
コーヒー、麦芽などに含まれる天然成分です。
シミの原因であるメラニン色素の生成するチロシナーゼを阻害する作用があり、
さらにはメラノサイトそのものを壊す働きがある強力な美白成分です。
その美白効果は、市販の美白化粧品の数十倍~100倍といわれています。
ハイドロキノンの最大の特徴は、
シミの予防だけでなく、できてしまったシミにも効果が期待できるというところ。
もともとハイドロキノンは、写真の現像などの還元剤や、
ゴムの酸化防止剤や染料として利用されてきました。
ハイドロキノンが持つ還元作用により、
酸化を還元し、メラニンの色を薄くする作用があるのです。
美白効果が高いハイドロキノンですが、
ラットを使った実験で、発がん性があることが報告されています。
現在ヨーロッパでは使用を禁止している国もあるということですが、
日本では、厚生労働省により、
ハイドロキノンの配合濃度が規制されています。
その配合濃度は4%以下で、
用量を守ればほぼ発がん性はないとされています。
トレチノインとは
トレチノインを塗った後にハイドロキノンを塗る
併用療法をおススメするクリニックが多いようです。
トレチノインとは、ビタミンA誘導体の一種で、
ビタミンAの約50~100倍もの働きがあるといわれています。
トレチノインには肌のターンオーバーを促進し、
肌内部からシミを排出させる働きや
肌全体を活性化し、コラーゲンやヒアルロン酸といった、
自前の美肌成分の生成も活性化させる働きがあります。
そのため、肌のキメやハリ、シワにも効果が期待できます。
アメリカではシワやニキビの治療薬として認可されています。
このトレチノインとハイドロキノンが併用して使用される理由は、
「できてしまったシミを排出しながら、これからできるシミを予防する」
という2つの違う作用が期待できるからです。
トレチノインも効果がとても高い成分ですので、
使用法を守らないと、シミになってしまうことがあるそうです。
肝斑にも効果が!
ハイドロキノンとトレチノインは肝斑にも有効とされており、
トラネキサム酸と合わせて使用している人もいるようです。
肝斑はレーザー治療が効きにくく、逆に濃くなってしまうこともあります。
そのため、肝斑治療はトラネキサム酸などの内服薬や、
美白の塗り薬、ケミカルピーリングが主です。
その肝斑に最も有効とされるのが、ハイドロキノンなんです。
「もしかしたら肝斑かも…」
という方には、ハイドロキノンでの治療がおススメです。
ハイドロキノンとトレチノインの正しい使い方
ハイドロキノンとトレチノインはとても効果の高い美容成分ですが、
正しく使わないと肌トラブルを起こしてしまいます。
難しい使用法ではありませんので、
きちんと読んで正しく使用しましょう。
ーハイドロキノンのみの使用法ー
まずは、ハイドロキノンの効果を十分に得るために、
しっかり洗顔をしましょう。
メイクの洗い残しなどないように!
洗顔後、20分ほど待ってからハイドロキノンを塗ります。
洗顔直後は肌の角質層が水分を多く含んでいるため、
ハイドロキノンの浸透性が良くなり、効きすぎることがあるのです。
20分も待っていられない!
という人は、
化粧水や乳液で肌を整えた上から、
ハイドロキノンを重ね塗りしてください。
塗り方は、顔全体ではなく、
気になるシミにピンポイントでつけましょう。
※製品によって使用法が異なるので、
お使いになる製品の使用法に合わせて使いましょう。
ートレチノインと合わせて使用する場合の使い方ー
ハイドロキノンとトレチノインをあわせて使用する場合、
ビタミンC誘導体の配合された化粧水を使うことを推奨されています。
1.まずは洗顔
2.化粧水で肌を整えます。
3.トレチノインを患部からはみ出さないように塗り、乾かします。
4.ハイドロキノンをトレチノインのひと回り広めに塗ります。
5.かさつくようであれば、クリームを塗る
(ワセリンがおススメ)
ハイドロキノンとトレチノインを使用中は
肌が弱くなっていて紫外線の影響をモロに受けてしまうので、
外出する際は必ず日焼け止めを塗りましょう。
日焼け止めは、
「紫外線吸収剤不使用」
のものを使うようにしましょう。
また、肌がヒリヒリたり痛くなってきたら、
トレチノインの使用量を減らすか、使用をやめるようにしましょう。
個人差がありますが、
使用から1週間ほどで皮がむけてきますが、
無理にはがしたりせず、そのまま我慢しましょう。
注意点
ハイドロキノンを塗ると、紫外線に弱くなるというデメリットがあります。
外出をする際はしっかりと紫外線対策を行いましょう。
安心してハイドロキノンを使いたいのであれば、
1日1回、夜寝る前の使用にしましょう。
日本で販売されているハイドロキノン配合クリームは、
多く配合されているものでも4%ほどで、副作用も起こりにくいレベルになっています。
ですが、敏感肌の自覚がある人は使用を避けたほうが良いでしょう。
一般的に、ハイドロキノンの配合量が5%までであれば、
日本人の肌にトラブルは起こりにくいとされています。
ですが、肌の強さには個人差があり、肌が丈夫な人でも、
必ずトラブルが起きないというわけではありません。
また、ハイドロキノンを使用して、
シミが薄くなってきたと感じたら、使用をやめましょう。
ハイドロキノン配合のクリームを使用して、
赤いかぶれやヒリヒリ感、
ひどい場合はただれや色素沈着にまで悪化する場合があります。
白斑のリスクもあるので、顔全体に塗ることは絶対にせず、
気になる部分にだけ使用しましょう。
トレチノインと合わせて使用する場合も、
・痛みをとても強く感じる
・ところどころ血がにじんでいる
・ひどくしみる部分がある
・赤みがひどい
これらの症状が出た場合、使用を中止しましょう。
ネット上の口コミを見てみたところ、
「肌荒れした」
という人もいたようなので、
しっかりパッチテストを行ったうえで使用法を守り正しく使いましょう。
市販のものが不安であれば、病院で処方してもらうのが一番です。
まとめ
ハイドロキノン配合のクリームはネットでも購入できますが、
使用に関しては完全に自己責任です。
まずは目立たない部分でパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
使用法を守り上手に使えば、シミやニキビ跡とサヨナラできます。
治療には時間がかかることも理解したうえで、
根気強く続けていくことが大切です。
私もほくろが増えてきたので、
自己責任の上、ハイドロキノンを試してみようと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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