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小学校の家庭科の授業で習った「まごわやさしい」という言葉。
みなさんは覚えていますか?
バランスのとれた食事に欠かせない合言葉ですが、
意識して食事できている人は少ないのではないでしょうか?
バランスのとれた食事は美肌に必要不可欠!
今回は、「まごわやさしい」についてや、
簡単なレシピなどについてご紹介しますね。
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「まごわやさしい」とは?
出典:http://www.chateau-de-kerjean.com/?p=206
「まごわやさしい」とは、
食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱しているバランスの良い食事の覚え方です。
それぞれの頭文字をとってつなげたもので、
各頭文字に該当する食材を食事に取り入れるだけのシンプルな方法です。
各頭文字に該当する食材は以下の通りです。
ま→豆(大豆、豆腐、納豆、あずき、油揚げ、高野豆腐、枝豆など豆類)
豆類には炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等の栄養素が、
バランスよく含まれています。
食物繊維やポリフェノールも多く、アンチエイジングにも。
また、大豆に含まれる大豆イソフラボンには、
美肌作用や肌の保湿作用など美容効果も認められています。
ご→ごま(ごま、ピーナッツ、アーモンド、クルミ、松の実、銀杏、栗など種実類)
種実類とはいわゆる「ナッツ」のことです。
脂質、たんぱく質、食物繊維、カルシウム、鉄などが含まれています。
コレステロール抑制効果があり、
アンチエイジングに効果的な不飽和脂肪酸を豊富に含んでいるものが多いです。
わ→わかめ(ひじき、のり、昆布、もずくなど海藻類)
海藻類はカルシウム、リン、亜鉛、ヨードなどのミネラルが豊富で、
ビタミンやたんぱく質もバランスよく含まれています。
食物繊維も豊富でカロリーが低いので、
ダイエットにピッタリの食材です。
や→野菜
野菜には、緑黄色野菜、淡色野菜があります。
βカロテンやビタミンC、食物繊維が豊富に含まれており、
皮膚や粘膜を健康に保ち、抵抗力を維持するのに欠かせません。
とくにビタミンCは体内で作ることができない栄養素なので、
野菜などから積極的に摂る必要があります。
1日に350gが摂取目安で、うち1/3は緑黄色野菜、
2/3は淡色野菜を3食に分けて食べるようにしましょう。
さ→魚
魚は、良質のたんぱく質のほか、ビタミン、カルシウム、亜鉛、鉄などが含まれています。
魚の栄養素で注目されているのは、
DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)
という魚に含まれる油です。
DHAやEPAには血液をサラサラにする効果があり、
生活習慣病の予防や免疫力の向上に効果があるとされています。
し→しいたけ(しめじ、えのき、まいたけ、なめこなどきのこ類)
キノコ類には食物繊維のほか、ビタミン、ミネラル、カリウムなどが含まれています。
多くのきのこ類には、グルニア酸といううまみ成分が含まれていて、
昆布に含まれているグルタミン酸と混ざることで旨味が数十倍にも強くなるのだとか。
また、きのこは乾燥させるとビタミンDが多くなります。
ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進し、骨や歯を丈夫にする働きがあります。
い→いも(さつまいも、サトイモ、こんにゃく、じゃがいもなどイモ類)
イモ類には、カリウム、亜鉛、ビタミン、食物繊維などが含まれています。
高血圧の改善や便秘の予防、
血管の老化防止に効果があるといわれています。
各頭文字の食材を1食、または1日の食事に1つずつ取り入れることで、
生活習慣病、老化防止、疲労回復、骨を丈夫にするなど、
健康や美容などに効果があるといわれています。
バランスのとれた食事をすることで
・血液のめぐりが良くなる
・新陳代謝が活性化される
・老廃物が排出される
・人が本来持っている自然治癒力が活性化する
・免疫力や抵抗力があがる
など、さまざまな効果が期待できます。
気をつけたい「オカアサンヤスメ」「ハハキトク」
「オカアサンヤスメ」「ハハキトク」
これ、何のことだかわかりますか?
実は、良くない食事の頭文字をとってつなげたものなんです。
「オカアサンヤスメ」は
オ→オムライス
カ→カレーライス
ア→アイスクリーム
サン→サンドイッチ
ヤ→焼きそば
ス→スパゲッティ
メ→目玉焼き
「ハハキトク」は
ハ→ハンバーグ
ハ→ハムエッグ
キ→ぎょうざ
ト→トースト
ク→クリームシチュー
これらの食事の何がイケないのかというと、
・脂肪分が多い
・ビタミン・ミネラルが少ない
・柔らかい
・塩分が多い
ということ。
どれも割とラクに作れるものばかりですが、
お肌によさそうなものは…
あまりありませんね(-_-;)
普段から、「オカアサンヤスメ」「ハハキトク」の食事が多いという方は、
「まごわやさしい」の食事に切り替えるようにしたいですね。
「まごわやさしい」おすすめ美肌レシピ
「まごわやさしい」を使ったレシピをご紹介したいと思います。
その前に、レシピいらずの超簡単「まごわやさしい」ご飯をご紹介!
レシピがいらないというのは、
・焼くだけ
・煮るだけ
・混ぜるだけ
だからです。
旅館の朝ごはんを思い浮かべていただけるとわかりやすいかも。
〇メニュー〇
・ご飯
・焼きのり
・納豆
・焼鮭
・ほうれん草の胡麻和え
・きんぴらごぼう
・きゅうりとわかめの酢の物
・豚汁
「まごわやさしい」すべてを含んだ簡単なメニューです。
作るのは豚汁くらいですね。
※豚汁にイモ類、きのこ類を入れます。
豚汁は好きな具材をたくさんいれることができるのでおススメです。
ここからは、美肌に良い「まごわやさしい」レシピをご紹介します。
ー「まごわやさしい」ひじきの煮物ー
〇材料〇
・大豆水煮(枝豆でもOK)
・白ごま
・ひじき
・人参
・ちくわ
・干ししいたけ
・糸こんにゃく
※わかりやすいように「まごわやさしい」の順に書きました。
・醤油・・・・・・・・・・大さじ2
・みりん・・・・・・・・・大さじ2
・砂糖・・・・・・・・・・大さじ2
・酒・・・・・・・・・・・大さじ2
・干しシイタケの戻し汁・・200cc
・顆粒だし・・・・・・・・少々
・サラダ油・・・・・・・・大さじ1
〇作り方〇
1.干ししいたけをぬるま湯で戻します。
乾燥ひじきを使う場合は、ひじきも水で戻します。
2.人参、ちくわ、糸こんにゃくを食べやすい大きさに切ります。
3.フライパンにサラダ油をひき、人参、ちくわ、糸こんにゃく、豆を入れ炒めます。
4.ある程度火が通ったら、水で戻した干しシイタケと戻し汁、
ひじきを入れ、すべての具材に火が通るまで中火で煮ます。
5.すべての具材に火が通ったら、調味料を入れ煮汁が少なくなるまで煮込みます。
6.好みの味の濃さに煮詰まったら完成です。
ー「まごわやさしい」豆腐バーグー
〇材料〇
・豆腐・・・・150g
・白ごま・・・大さじ2
・ひじき・・・50g
・にんじん・・40g
・たまねぎ・・50g
・生姜・・・・ひとかけ
・ツナ缶・・・1缶
・しめじ・・・適量
・しいたけ・・適量
・やまいも・・50g
・鶏ひき肉・・200g
・だし汁・・・100cc
・醤油・・・・大さじ1
・砂糖・・・・大さじ1
・みりん・・・大さじ1
・酒・・・・・大さじ1
・塩・・・・・小さじ1/2
・片栗粉・・・大さじ1
・水・・・・・大さじ1
〇作り方〇
1.豆腐をしっかりと水切りし、野菜はみじん切りにしておきます。
やまいもはすりおろしておきます。
2.鶏ひき肉に酒と塩を入れよく混ぜ、水切りした豆腐とすりおろしたやまいもを加え混ぜます。
3.みじん切りにした野菜とひじきを油で炒め、
粗熱が取れたらツナ缶と白ごま、2を入れ混ぜ合わせます。
4.材料が混ざったら、お好みの大きさに整形しフライパンで焼いていきます。
5.きのこの餡をつくります。
醤油、砂糖、みりん、しめじ、しいたけを鍋に入れ煮ます。
6.きのこに火が通ったら、水溶き片栗粉を入れ仕上げます。
7.焼きあがった豆腐バーグにきのこ餡をかけて出来上がり♪
ここでご紹介したレシピは、1つのものに「まごわやさしい」すべてが入っていますが、
すべてを入れなくても大丈夫です。
1日3食のうちに「まごわやさしい」が入っていればいいのです。
まとめ
アンチエイジングのために、高級な化粧品を買ったり、
健康食品を試してみたりしていませんか?
アンチエイジングの近道は、毎日の食生活からです。
「まごわやさしい」で、
体の中から健康で美しい身体を手に入れましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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