かぼちゃの種のすごい効能とは?アンチエイジングに効果的!

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秋や冬に多く食べられるかぼちゃ。
甘くてほくほくで、煮物にしても良し、
ケーキやプリンなどお菓子にしても美味しいですよね~(*´ω`*)
ところで、皆さんはかぼちゃの種ってどうしていますか?
ほとんどの人がワタと一緒に捨てているのではないでしょうか?
実は、カボチャの種にはすごい栄養効果があるのです!
今回は、カボチャの種の栄養素や効能、
かぼちゃの種の調理法などをご紹介したいと思います。

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かぼちゃの種の栄養とは?

かぼちゃ
かぼちゃは、主に果肉だけを食べるのが一般的ですが、
実はかぼちゃの種はとても栄養価が高い食品なのです。
かぼちゃの種は漢方薬としても用いられ「南瓜仁(なんかんにん)」と呼ばれ、
体内の寄生虫を排出する効果や低血圧に効果があるといわれています。
欧米では食用として利用されることが多く、
医療先進国であるドイツでは、かぼちゃの種に薬効成分があるとし、
治療薬として用いられています。
そんなかぼちゃの種の栄養素は以下の通りです。
・たんぱく質
・不飽和脂肪酸
・植物ステロール
・リグナン(ポリフェノールの一種)
・ビタミンE
・ビタミンB1、2
・鉄分
・カルシウム
・亜鉛
・カリウム
・食物繊維
などなど。
かぼちゃの種の栄養素で注目したいのが、「リグナン」という成分。
リグナンには尿漏れに効果があるとされ、サプリメントなどに使用されている成分です。
ポリフェノールの一種で、ごまに多く含まれていますが、ごま以外にも、
かぼちゃの種、ライ麦、小麦、大麦、大豆、ブロッコリーなどにも含まれています。
リグナンには強力な抗酸化作用のほか、抗アレルギー作用、血中コレステロールの低下、
血圧の低下、がん細胞の増殖の抑制、肝機能の改善などの効能があります。
また、不飽和脂肪酸であるオレイン酸が含まれているので、
悪玉コレステロールを減らし、生活習慣病の予防に効果があります。
かぼちゃの種は捨てられることが多いですが、
アンチエイジングや生活習慣病など様々な効果が期待できるすぐれた食品なのです。

かぼちゃの種の効能

かぼちゃの種
ー美肌・アンチエイジングー
かぼちゃの種の栄養のところでも触れましたが、
かぼちゃの種には強い抗酸化作用があり、
老化や病気の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
ビタミンEは老化防止ビタミン、若返りのビタミンとも呼ばれ、
シミやシワをできにくくする働きがあります。
また、更年期からくるのぼせや肩こり、腰痛などの症状を和らげたり、
血行不良からくる冷えを改善する働きもあります。
血行が良くなることで、美肌効果も。
女性ホルモンを整える作用があるリグナンには、エストロゲンと同様の効果があり、
女性らしい体つきや肌の美しさをつくる働きがあります。
ーダイエット効果ー
かぼちゃの種はコレステロールがなく、ミネラルが豊富なので、
ダイエット中の間食にピッタリの食品です。
歯ごたえがあるので、よく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、
食べ過ぎを防ぐことができます。
また、ビタミンB1には糖質をエネルギーに変える作用、
ビタミンB2には脂質をエネルギーに変える作用があり、
亜鉛には血流をよくし、筋力を向上させ太りにくい体質にする働きがあります。
食物繊維も豊富なので老廃物を排出し、お通じを良くする効果もあります。
ただ、カボチャの種を含む種実類(ナッツ類)は栄養価が高く健康に良いのですが、
カロリーが高めなので食べすぎには注意しましょう。
かぼちゃの種のカロリーは100g574kcalあります。
ー排尿障害の軽減ー
高齢の女性に多い排尿障害。
突然の尿意や尿漏れなどを起こす頻尿などの排尿障害は、
女性ホルモンの乱れが一因といわれています。
かぼちゃの種に含まれるリグナンには女性ホルモンを増やす働きがあり、
それにより排尿障害の軽減に役立つとされています。
ー前立腺肥大を抑制ー
かぼちゃの種に含まれるリグナンや植物性ステロールには、
男性ホルモンの一種であるテストステロンの働きを抑える作用があります。
テストステロンの働きを抑えることで、前立腺の肥大を緩和するといわれており、
ドイツの保健省では、前立腺肥大における排尿障害のための医薬品として使われています。
ー骨粗しょう症の予防ー
骨粗しょう症の大きな原因のひとつが、女性ホルモンの乱れです。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、
骨の中のカルシウムが必要以上に溶け出すのを防ぐ役割があるのですが、
閉経後の女性は女性ホルモンが著しく減少するため、カルシウムが骨から溶け出しやすくなり、
骨粗しょう症になりやすくなってしまいます。
かぼちゃの種に含まれるリグナンには、
女性ホルモンのバランスを整える作用があるので、骨粗しょう症の予防にも効果的なのです。
また、カボチャの種にはカルシウムも含まれているので、
丈夫な骨を維持するのに有効です。
ーコレステロール値を下げるー
かぼちゃの種には血中のコレステロールを下げる作用のある
リノール酸が含まれています。
ただ、リノール酸を摂りすぎてしまうと、コレステロール値を上げる原因にもなってしまうので、
摂りすぎには注意が必要です。
ー体力増強・疲労軽減ー
かぼちゃの種に含まれるミネラルは、体全体の機能を高める作用があるとされています。
かぼちゃの種に含まれるミネラルは、
・リン
・カルシウム
・カリウム
・鉄
・セレン
・亜鉛
など。
これらのミネラルは、体全体の機能を維持する作用、疲労の抑制、
体温維持や抵抗力、免疫機能などにかかわりがあります。
かぼちゃの種を積極的に食べることで、体力増強や疲労抑制につながるのです。
ーめまい・貧血予防効果ー
かぼちゃの種には血液やリンパ液の循環を正常に保つマグネシウムが豊富に含まれているほか、
弾力のあるしなやかな血管を作る作用のあるたんぱく質、
血液の状態を整えるリグナンやビタミンEが含まれています。
これらの成分の働きにより、血流が改善され、
めまいや貧血に効果があるとされています。
ーストレスを緩和ー
かぼちゃの種にはストレスを緩和させる効果も。
神経伝達物質である、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンの原料となる
トリプトファン」というアミノ酸を豊富に含んでいます。
神経伝達物質の合成を助けるマグネシウムや亜鉛などのミネラルも豊富なので、
セロトニン不足を緩和し、ストレスを和らげたり心を落ち着かせる効果が期待できます。
また、セロトニンの分泌が整うことで、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌が促進されるので、
不眠の緩和にも効果があるとされています。

かぼちゃの種レシピ

パンプキンシード
それでは、自宅で簡単に作れるかぼちゃの種のレシピをご紹介しますね。
まずは、そのまま食べる用・トッピング用のかぼちゃの種から。
ーかぼちゃの種ー
〇材料〇
かぼちゃの種・・・適量
〇作り方(電子レンジの場合)〇
1.かぼちゃの種を洗って水気を取り、耐熱皿に並べます。
2.種の大きさにもよりますが、500wで2分ほど加熱して乾燥させます。
3.皮をむいて完成!
そのまま食べても良し!お菓子などのトッピングにも使えます。
急がない方は、カボチャの種を洗って2~3日(室内なら1週間ほど)干すだけでOKです。
干したものをフライパンでから煎りし、
外側がパキパキっとひび割れてきたら火を止めましょう。
ーかぼちゃの種のおつまみー
〇材料〇
・かぼちゃの種
・ごま油(オリーブオイルでもOK)
・塩
・青のり
〇作り方〇
1.かぼちゃの種を乾燥させます。
(生のままでも作れます)
2.フライパンにごま油をひき、弱火~中火で5分ほど炒めます。
3.好みの歯ごたえになったら塩などで味付けし完成!

まとめ

今まで捨てていたかぼちゃの種。
栄養満点で美容にも健康にもいいので、捨てずに食べようと思いました。
ダイエット中のおやつにもぴったりだし♪
ゴミも減らせるのでうれしいことばかりですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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