乾燥肌の意外な原因って?しっかり治すには?

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お肌がカサカサするから、しっかり保湿しなくちゃ!!
と念入りにお手入れをしているそこのあなた。
カサカサお肌の原因は意外なところにあるかも?
ということで今回は、カサカサお肌の意外な原因や、
乾燥肌についてなど書いていきますね。

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乾燥肌とは?

乾燥肌イメージ
乾燥肌とは、お肌の皮脂の分泌量や水分量が低下している状態をいいます。
本来お肌は、水分と油分が合わさって、
うまくバランスを取りながら肌バリアーを作っています。
ですが、乾燥により水分や油分が少なくなってしまうと、
肌のバリア機能が崩れてしまい、乾燥肌を引き起こしてしまうのです。
間違ったスキンケアが原因で肌が乾燥してしまうこともあります。
乾燥肌には大きく4つのタイプがあります。
ー乾燥性敏感肌ー
乾燥性敏感肌は、間違ったスキンケアや紫外線のダメージ、
気温の変化などによって角質層がはがれやすくなり、
肌の水分量が少なくなり刺激を受けやすくなった状態をいいます。
洗顔後顔がピリピリしたり、髪の毛の毛先が気になるのは、
肌が乾燥して敏感になっているからなのです。
ー脂性乾燥肌(混合肌)ー
一般的に混合肌といわれる肌質で、
脂っぽい部分と乾燥している部分が混在している状態の肌のことです。
ー超乾燥肌ー
乾燥肌がさらに進行した状態の肌で、
白く粉を吹いたり角質がポロポロと剥がれたりしてしまいます。
洗顔後に強いツッパリ感があり、化粧水がしみることも。
ー加齢性乾燥肌ー
老人性乾燥肌とも呼ばれ、肌の保湿に欠かせない皮脂や汗、
角質層にあるコラーゲンなどが減少して乾燥した状態をいいます。
では、あなたの肌が乾燥しているかどうかチェックしてみましょう!
・洗顔後、顔がつっぱる感じがする
・肌がカサカサしてシワやひび割れができている
・唇がかさつくことがよくある
・エアコンの効いている部屋に長時間いることが多い
・肌が白い粉を吹いたような状態になる
・メイクのノリが悪い
・洗顔の時、顔をゴシゴシこすっている
・洗顔後、熱いお湯で洗い流している
・熱いお湯のお風呂に入るのが好き
・静電気がおきやすい
・運動不足である
・ストレスを感じている
・睡眠時間が6時間以下である
・夏場しか紫外線対策をしていない
・タバコを吸う
3個以上心当たりがある方は、
乾燥肌予備軍の可能性があるので要注意ですよ!

カサカサ肌の意外な原因とは?

意外
カサカサ肌の意外な原因はさまざまあります。
ー間違ったスキンケアー
メイクや余分な皮脂をしっかり落とそうとして、洗いすぎたり、
肌をゴシゴシこすって洗っていませんか?
洗いすぎや洗浄力の強い洗顔料は乾燥を招いてしまいます。
ー食生活ー
極端なダイエットなどしていませんか?
ファストフードやお菓子ばかり食べていませんか?
健康なお肌を保つためには、さまざまな栄養素が必要になります。
特にたんぱく質やビタミン類はお肌に欠かせない栄養素で、
不足してしまうと、乾燥肌や肌荒れの原因となってしまうのです。
ー入浴時間が長いー
冬場は熱いお湯にゆっくりと浸かりたくなるのですが、
長時間の入浴はお肌を乾燥させてしまいます。
また、体を洗う時に、ナイロン製のタオルでゴシゴシやってしまうと、
肌がダメージを受け、乾燥しやすい肌になってしまうのです。
ー活性酸素ー
体内で活性酸素が大量に発生すると、体内の脂肪分が分解され
過酸化脂質」という物質を作り出してしまいます。
過酸化脂質は細胞の内部に浸透してしまう性質があり、
体内のあらゆるところに悪影響を与えてしまうのです。
過酸化脂質が肌の角質層に入り込んでしまうと、
角質そのものに害を与えてしまい、角質本来が持つ「水分保持機能」を損ねてしまうのです。
そのため、水分保持ができなくなり、
肌が乾燥したり、その他肌トラブルを引き起こしやすくなってしまうのです。

活性酸素とは

活性酸素
活性酸素は、
体内に侵入した細菌やウイルスなどの攻撃から体を守るために
白血球が作り出す物質のことです。
酸素の働きを促進する効果もあり、
健康を維持するために必要なものなのです。
ですが、活性酸素は毒性が強く量が増えてしまうと、体内の細胞を酸化させ、
老化やさまざまな病気を引き起こす原因になるといわれています。
では、活性酸素が増えてしまうとどうなるのか?
というと…
・老化が早まる
・しみ
・ソバカス
・しわ
・乾燥肌
・がん
・動脈硬化など血管の炎症系疾患
・心臓病など循環器系の疾患
・糖尿病
・老人性痴呆
などなど。
大きな病気をひき起こしてしまう原因にもなってしまうのです。
活性酸素を増やしてしまう原因とは?
活性酸素は普通に生活していても作られるものです。
細菌やウイルスから体を守るために、呼吸によって取り入れた酸素のうち、
約2%が活性酸素になるといわれています。
ではなぜ活性酸素は増えてしまうのでしょう?
ーストレスー
私たちの体は、ストレスに対抗しようと「副腎ホルモン」を分泌します。
副腎ホルモンが分泌される際に、一緒に活性酸素が作られてしまうのです。
また、ストレスが溜まっていると、ビタミンCを多く消費してしまいます。
ビタミンCには抗酸化作用があるので、
体内から減ってしまうと活性酸素のほうが強くなってしまうのです。
ー紫外線ー
紫外線を浴びると、体を守るために活性酸素が発生します。
とくに肌に直接紫外線を浴びた場合は、
強力な活性酸素が発生するともいわれています。
皮膚で活性酸素が発生すると、皮膚の脂質が酸化し、
シミの原因となる過酸化脂質が作られてしまいます。
また、肌の弾力の元であるコラーゲンや線維組織なども酸化してしまい、
肌の潤いが失われシワの原因となります。
夏場の強い日差しを直接浴び続けてしまうことで、
皮膚がんのリスクが高まってしまうのです。
ータバコー
肺にタールが入ってくると、体は有害物質とみなし、
活性酸素で攻撃をします。
受動喫煙でも同じ影響があるので、
タバコを吸っていないからといって安心できません。
また、タバコを吸うことで大量にビタミンCを消費してしまいます。
ビタミンCの強い抗酸化作用がなくなってしまうことで、
活性酸素が増えてしまうのです。
タバコで失うビタミンCの量はどのくらい?
ー深酒ー
適量のアルコールは活性酸素を減らしてくれます。
ですが、アルコールを分解するときにも活性酸素は発生するので、
飲酒量が多すぎると逆効果になってしまいます。
ー激しい運動ー
激しい運動も活性酸素を増やしてしまいます。
激しい運動をすると、呼吸が増えますよね?
呼吸が増えることで酸素量が増えてしまいます。
酸素量が増えると、活性酸素も増えてしまうのです。
また、激しい運動をすると体温が上昇しますが、
体温の上昇も活性酸素を増やしてしまう一因です。
ー食品添加物・大気汚染ー
食品添加物や大気汚染など、人の健康に悪影響を及ぼすものが体内に入ると、
活性酸素が増えると考えてもいいでしょう。
活性酸素は本来、体を守るために発生するものなので、
有害なものを攻撃するために増えるのです。

乾燥肌は病院で治そう

くすり手帳
保湿クリームを塗ってもなかなか治らない乾燥肌を繰り返している場合、
肌の表面を保湿するだけでは乾燥肌を治すことはできません。
なかなか治らない乾燥肌は、
肌バリアの修復
をしないことには改善されないのです。
乾燥肌によって肌バリアが壊れてしまうと、
肌が外側からの刺激を受け、壊れたバリア機能を修復しようと新しい細胞を作ります。
ですが、バリア機能が壊れた状態だと、細胞をつくるスピードが通常よりも速くなり、
細胞が不完全なまま作られてしまいます。
不完全な細胞は大きさも不十分でスカスカな状態なので、正常に機能しません。
そのような状態が続いてしまうことで、乾燥肌が治りにくくなってしまうのです。
では、どのようにして肌バリアを修復していくのかというと、
皮膚科での治療
です。
乾燥肌の治療には、外用薬として保湿剤が処方されます。
処方される保湿剤は
・ヒルドイド
・白色ワセリン
・ケラチナミン
の主に3つです。
ヒルドイドの効果とは?
ワセリンの効果とは?
尿素の効果とは? 
それぞれ違う効果があり、
肌の状態などにより処方されるものが違うようです。
セルフケアでなかなか改善しない乾燥肌はお医者さんに行って治しましょう。

なかなか治らない乾燥かかとは…

かかと
秋や冬など乾燥している季節に限らず、1年中乾燥しているかかと。
クリームを塗っても、軽石ややすりで削っても一向に改善しない…。
そんな状態のかかと、もしかしたら、
水虫
かもしれません。
がさがさの乾燥かかとは尿素入りのクリームを塗ったり、
軽石などで古くなった角質を落としてあげれば改善されます。
ですが、何をやっても効果がない、冬以外の季節も白く粉を吹くなんて場合は、
水虫の疑いがあるので、すぐに皮膚科へ行きましょう。
ちなみに、水虫を放っておくとどうなるか?といいますと…
・治りにくくなる
・ほかの人に移してしまう
・二次感染がおこる
・爪白癬になってしまう
水虫治療は症状によりますが、6か月~1年近くかかるのでとても根気がいります。
他の人へ移してしまう心配もあるので、
もしかして水虫かも…?
と思ったら、早急に病院へ行きましょう。
水虫の原因は「白癬菌」というカビが原因です。
白癬菌はどこにでもいるありふれた菌で、日本人の5人に1人は水虫持ちといわれています。
白癬菌は感染者の皮膚の垢からばらまかれるので、
水虫の人が裸足で歩いた場所には、ほぼ100%白癬菌がいると思っていいでしょう。
特に気をつけたいのが、銭湯や温泉、スパ、プール、スポーツジムなどのバスマットや、
旅館や病院、トイレなど共用のスリッパやサンダルですね。
ですが、白癬菌は付着しても24時間以内に洗い流せば感染を防ぐことができます。
汚れや菌が溜まりやすい足の指の間をしっかり洗い、
きれいに洗い流しましょう。

まとめ

カサカサ肌の意外な原因、当てはまるものはありましたか?
頑張って保湿しているのに一向に改善されない場合は、
皮膚科で相談した方が早く解決できます。
スキンケアを見直すことも大事ですが、
乾燥肌はしっかり治すことが大事です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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