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シミができちゃったから美白ケアしなくては!!!
とはいっても、どんな美白化粧品を選んだらいいのかわからない、
美白化粧品を使っているのに全く効果を感じられない、
なんてことありませんか?
美白化粧品を選ぶにはちょっとした「コツ」があるんです。
そのコツとは、
「美白成分を知ること」
です。
私もそうでしたが、やみくもに「美白ケア」とか「美白成分配合」
と表示のあるものを使えばいいというわけではないのです。
今回は、美白化粧品の選び方や美白成分などについてご紹介しますね。
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「シミを消す」化粧品はない?
薬用化粧品は
「人体に対する作用が穏やかなもの」
でなければならない為、効果効能について表現する範囲が限られています。
例えば、
「メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ」
「メイクアップ効果により肌を白く見せる」
という表現は認められる範囲ですが、
「シミが消える」「シミ・ソバカスをなくす」
という治療的表現や、
「結果が見える美白」「早い人なら〇週間で白さの実感」
など、効果効能の保証や最大級的表現に該当するものは認められない範囲の表現です。
そのため、「シミを消す」化粧品というのはあり得ないのです。
といっても、有効成分に効果がないというわけではなく、
正しく使えば、シミやそばかすを薄くしたり、くすみを解消したりすることは可能です。
美白に有効な成分とは?
美白に有効な成分を知ることで、効果的な美白ケアを行うことができます。
私は美白成分を知らずに美白化粧品を購入していましたが、
美白成分を知ったことで、効果的な美白ケアを行えるようになりました。
美白成分を知ることで、シミの状態や肌質、コスパなど、
自分にピッタリの美白ケアを選べるようになりますよ。
※ハイドロキノン、ビタミンC誘導体、アルブチン、エラグ酸、
ルシノール、トラネキサム酸、アスタキサンチン、こうじ菌、
リノール酸S、カモミラET、プラセンタエキスについては、
ーアラントインー
アラントインとは、カタツムリの粘液にも含まれている成分で、
新陳代謝を促進し、すでにできてしまったメラニンを排出する作用があります。
古くなった肌を取り除くことにより、メラニンを含む古い角質も一緒に剥がれるので、
色素沈着を防ぐ効果も期待できるといわれています。
皮膚細胞賦活作用や抗刺激作用、消炎鎮静作用、抗アレルギー作用などの働きがあり、
化粧品だけでなく、目薬や湿疹・かぶれなどの軟膏、ニキビ治療薬などにも配合されています。
アラントインは美白成分として公式には認められていませんが、
さまざまな作用から、美白と同様の効果が期待できるとされています。
ーセラミドー
セラミドとは、肌の細胞と細胞の間を満たすように存在している、
お肌の水分を保持する成分のことです。
80%の肌水分はセラミドが保湿しているといわれています。
セラミドは直接的に美白効果があるわけではありませんが、
肌コンディションの根本的な部分に大きく影響する成分です。
ハイドロキノンのように美白効果の高い成分を使用しても、
セラミドが不足して肌のコンディションが低下しているお肌には、
その美白効果が十分に発揮されないのです。
そのため、乾燥肌や敏感肌用の美白化粧品にはセラミドが配合されていることが多いのです。
また、セラミドにも種類があり、
「合成セラミド」と「ヒト型セラミド」の2種類があります。
名前の通り、ヒト型セラミドのほうが肌なじみがよく、
合成セラミドに比べ、およそ3倍以上の保湿力があるとされています。
合成セラミドでも十分な効果はありますが、
乾燥肌や敏感肌の方はヒト型セラミドが配合されている化粧品のほうが効果的です。
ーニコチン酸アミドー
「ニコチン酸」という名前からタバコを連想してしまいますが、
ニコチン酸アミドにはメラニン色素を抑制する作用や育毛効果があるとされています。
ニコチン酸アミドには、メラニン色素抑制効果や
メラニン色素が過剰に表面化することを予防する効果があります。
水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群に属しています。
ーフラーレンー
フラーレンとは、ダイヤモンドと同じ炭素のみから構成される物質で、
非常に優れた抗酸化力があります。
その抗酸化力は、ビタミンCの172倍で、
老化の原因となる活性酸素を無害化する作用があります。
強い抗酸化力があるのに低刺激なので、多くの美容皮膚科で使用され、
医療用途向けに研究開発も行われています。
フラーレンには「脂溶性フラーレン(リポフラーレン)」と、
「水溶性フラーレン(ラジカルスポンジ)」の2種類があり、
両方のフラーレンが配合されている化粧品が特におススメです。
ーマグノリグナンー
マグノリグナンはカネボウ化粧品が開発した美白成分のひとつです。
モクレン科のホオノキの植物の樹皮から抽出したポリフェノール性二重体という成分に着目し、マグノリグナンが誕生しました。
マグノリグナンは一般的な美白成分とは違い、
チロシナーゼに働きかけて成長を阻害することでメラニンの生成を防ぎます。
また、マグノリグナンは肝斑にも有効といわれています。
肝斑は一般的な美白ケアとは異なるケアが必要なのですが、
マグノリグナンは肝斑治療で有名なトラネキサム酸と同じくらいの効果が期待できるのです。
ーロドデノールー
カネボウ化粧品が開発したロドデノールという美白成分で、
メラニンを生成するときに働くチロシナーゼと結合して
チロシナーゼの働きを抑え、メラニンを減らす効果があります。
さらに、チロシナーゼを分解する働きもあり、
その美白作用はハイドロキノンとひけをとらないほど強力なものです。
厚生労働省からの認可がありましたが、
2013年にロドデノールが配合された化粧品を使用し、
肌がまだらに白くなる「白斑」の被害が相次ぎ、社会問題になりました。
はっきりとした原因はまだ解明されていないようですが、
メラニンを生成する際に発生するメチルクロマンジノンと呼ばれる
別の化合物が副産することが判明しています。
このメチルクロマンジノンが細胞毒性を示し、
白斑ができる副作用は、細胞死によるものという研究結果があります。
対象の化粧品は回収されたということですが、
もし、ロドデノールが含まれている化粧品をお持ちでしたら、
使用せずに処分するか化粧品メーカーに問い合わせてみるといいでしょう。
ーt-AMCHAー
資生堂が開発したメラニン無力化美白成分です。
メラニン生成を指示する情報伝達物質「プロスタグランジン」の生成を抑えることで、
メラニンが生産されないようにすることに成功した美白成分です。
美白効果だけでなく、肌荒れにも効果があることが認められています。
ーYACエキスー
ここ数年注目されているのが、
「糖化による肌のくすみ」
です。
美白ケアをしてもなかなか取れない肌のくすみの正体は、
メラニンではなく糖化かもしれません。
この糖化による肌のくすみなどに働きかけるのが、
PORA化粧品が開発した「YACエキス」です。
ヨモギを主成分とした保湿成分「YACエキス」が肌の糖化を抑え、
弾力の低下やくすみを防止してくれるのです。
ー4MSKー
「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」という成分で、
資生堂が開発した厚生労働省認可の医薬部外品有効成分です。
サリチル酸の誘導体で、酵素チロシナーゼの活性を抑え、
メラニン生成を抑制するだけでなく、シミ部位で生じている慢性的なターンオーバーの乱れに作用して、
溜まったメラニンを排出します。
美白化粧品の選び方
美白成分としてよく目にするものから、化粧品メーカー独自の美白成分など、
さまざまなものがあって、どの成分が配合されているものを選べばよいか迷ってしまいますよね?
美白化粧品を選ぶポイントは「3つ」!
・目的に合った美白成分を選ぶ
・肌質に合わせて選ぶ
・毎日続けられる価格のものを選ぶ
この3つです。
ー目的に合った美白成分ー
美白の目的というのは、
・今あるシミを何とかしたい
・シミができないように予防したい
・肌のくすみを何とかしたい
というものがあります。
美白成分はそれぞれ違った働きを持っているので、
目的に合った美白成分を選ぶことで、効果的な美白ケアを行うことができます。
例えば、私の場合ですと、
20代のころの紫外線対策不足で、目元にたくさんのシミができてしまったので、
「今あるシミを何とかしたい」
のです。
このような場合ですと、
「シミを薄くする効果のある美白成分」
が配合されているものが有効になります。
ビタミンC誘導体配合のものやアラントイン、フラーレン、
ハイドロキノン、アルブチン、プラセンタエキスなどがあります。
日頃からシミができないように予防のために美白ケアをしたいという方は、
ビタミンC誘導体やコウジ酸、トラネキサム酸、アルブチン、YACエキスなどがおススメです。
ー肌質に合わせて選ぶー
美白成分の中には、少々刺激の強い成分もあるので、
肌質にあったものを選ぶことが大切です。
乾燥肌や敏感肌の方でしたら、
「低刺激」「敏感肌・乾燥肌向け」と表示のあるものを選ぶと良いでしょう。
また、敏感肌・乾燥肌の方は、
「セラミド配合」「ヒアルロン酸配合」
など、保湿成分が配合されているものが特におススメです。
肌に潤いが足りていないと、せっかくの美白成分も浸透しにくく、
美白ケアの効果を実感しにくくなってしまいます。
脂性肌の方は、ビタミンC誘導体が配合されているものがおススメです。
ー毎日続けられる価格のものを選ぶ ー
美白ケアは、「気になった時だけ」するのではなく、
1年を通して行うことが大切です。
「1年を通して」
ということは「毎日」使用することになります。
なので、毎日しっかり使える美白化粧品を選ぶ必要があるのです。
たくさんある美白化粧品の中から、自分にあう美白化粧品を探すのはなかなか大変ですが、
「肌に合わない、効果を感じられない、続けられない価格」
の化粧品を使っていては意味がありません。
お肌の状態、お財布とよく相談して、
続けられる美白化粧品を選ぶようにしましょう。
まとめ
「色の白いは七難隠す」
といわれてきたように、日本では古来から白い肌が美しいとされてきました。
最近では、若い男性の間でも美白ケアが人気のようで、
そこら辺の女子よりも徹底的に美白している男性も多いのだとか。
私、男には負けたくないなぁ。
日々、美白ケアを頑張っているのに効果を実感できないという方は、
一度お手持ちの化粧品の成分を見直してみてはいかがでしょうか?
また、肌質を知ること、正しい基礎化粧品の使い方を知ることで、
効果的に美白ケアを行うことができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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