保湿のし過ぎで肌が乾燥する?正しい保湿とは?

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肌が乾燥しているときは「保湿」することが大切!
なのですが、
保湿をしすぎることで、さらに乾燥してしまうことをご存知でしょうか?
保湿のし過ぎで乾燥???
と思った方、
ぜひこの記事を読んで、乾燥対策に役立ててくださいね。
ということで今回は、
保湿のし過ぎでなぜ乾燥してしまうのか?
乾燥を防ぐ方法やスキンケアの方法などについてご紹介しますね。

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間違った保湿ケア

 間違った保湿ケアとは?
スキンケアにおいて、肌の保湿はとても大切です。
肌を外部の刺激から守り、体内の水分が逃げないように守ってくれるバリア機能は、
肌が潤っているからこそ正常に働いてくれるのです。
だからといって、むやみやたらに保湿ケアをしすぎてしまうと、
かえってバリア機能が低下してしまうのです。
そもそも肌には体を守るセンサーのような役目があり、
乾燥や刺激に耐えられるように、皮脂を分泌したり角質を厚くしたり、
メラニンを生成したりするのです。
肌を必要以上に保湿することによって、
肌が潤っているから大丈夫
とセンサーが誤解してしまい、働きが鈍くなってしまうのです。
働きが鈍くなった肌は、バリア機能が低下しているので、
乾燥しやすくなったり肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。
このような状態にならないためにも、
適切な保湿を行う必要があるのです。

皮脂欠乏症とは

 皮脂欠乏症
 引用元:https://www.maruho.co.jp/sp/kanja/kanpi/01.html
皮脂欠乏症とは、皮膚の表面の脂が減少することにより、
皮膚の水分が少なくなり乾燥してしまう病気です。
加齢とともに皮膚の乾燥が生じてくるのですが、
軽い皮脂欠乏症は病気というよりは生理的な変化といえるかもしれません。
皮脂欠乏症は、皮膚が乾燥してしまうため、痒みがあることが多く、
搔いてしまうことで急性発疹を生じることがあります。
急性発疹が生じた状態を皮脂欠乏症湿疹といい、これを掻きむしってしまうことで、
皮膚がごつごつした慢性湿疹に変化する場合も。
また、肌が乾燥すると、通常弱酸性に保たれている皮膚のpHがアルカリ性に傾いてしまい、
皮膚に細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
肌のバリア機能が低下しているので、
ちょっとした刺激や温まることで皮膚が痒くなりやすくなります。
膝から下にできやすく、冬場に症状が悪くなり、
夏になると症状が軽減することが多いです。

過乾燥とは?

 過乾燥
過乾燥とは、その名の通り、肌が乾燥しすぎてしまうことをいいます。
入浴後や洗顔後に、肌に化粧水や美容液をのせると一時的に肌に浸透しますが、
しばらく経つと、今度は肌の熱で水分が蒸発し始めます。
このときに、実はお肌の水分も一緒に連れて蒸発してしまうため、
お肌は水分を補う前よりも乾燥する状態になってしまうのです。
このような状態を「過乾燥」といいます。
入浴後、お肌が水分でふやけてしまったときなどにも、
同様に過乾燥が起きてしまいます。
それから、保湿のために良かれとやっていることで過乾燥を引き起こすことも。
スチーマーで肌に蒸気をあてて湿らせたり、
化粧水や水をスプレーしたり、
肌を濡れたままにしていたり…。
健康なお肌の人であればそんなに問題ありませんが、
乾燥肌の人がやってしまうと、過乾燥の原因になってしまうリスクがあるのです。

過乾燥を防ぐには?

 乾燥予防
ー日常的にー
過乾燥を防ぐには、肌についた余計な水分をこまめに拭きとることです。
そして、余計な水分をふき取った後には、油分のあるクリームなどで
お肌にフタをしましょう。
こうすることで、過乾燥を防ぐことができます。
家事やお手洗いなど、手洗いの回数が多いかたは、
手洗い後しっかりと水気をふき取り、化粧水をつけたあとに
クリームを塗ると乾燥を防ぐのに効果的です。
化粧水が乾ききってしまう前にクリームを塗りましょう。
乾燥が気になる部分も同様で、
化粧水で潤した後、クリームでフタをしましょう。
こまめな乾燥対策も必要ですが、体内からの水分補給も忘れずに!
とくに入浴後は過乾燥が起きやすいので、
入浴前後は水分を補給するようにしましょう。
ー入浴でー
長時間の入浴も過乾燥を招く恐れがあります。
汗をかくことで体内の水分が出ていくこともひとつですが、
私たちの肌には「NMF」という天然保湿因子があり、これが潤いを守っているのですが、
身体を洗う時に使うボディタオルなどで肌をこすって刺激することで、
肌の表面に傷がつき、肌のバリア機能が低下してしまいます。
肌のバリア機能が低下することで、NMFが溶け出してしまうのです。
バリア機能が低下した状態で湯船に浸かると、
NMFが溶け出し、肌の水分が蒸発しやすくなってしまうのです。
この状態を防ぐには、
・肌をこすりすぎない
・保湿効果のある入浴剤を使う
ということが有効です。
身体を洗う時に使うボディタオルはナイロン製のものではなく、
綿や絹など肌にやさしいものや、スポンジなどで泡立てて手で洗うことをおススメします。
さらに、保湿効果のある入浴剤を使うことで肌の潤いが守られるので、
長時間入浴したいときには必ず使うようにしましょう。
そして、入浴後は化粧水やボディクリームで
適度な
保湿をするようにしましょう。
保湿することは、お肌にとって大切なことです。
ですが、化粧水も「」なので、
肌につけたあとそのままにしておくと、肌の水分と一緒に蒸発してしまいます。
ですので、日常でも入浴後でも、
化粧水をつけた後は「乾く前に」クリームを塗るようにしましょうね。

自分の肌質にあった保湿ケアを

肌に合った保湿ケア
潤してフタをするのが保湿の基本ですが、
自分の肌質にあった方法でケアしないと、肌の状態が悪くなってしまうことも。
あなたの肌質は?
肌質別のお手入れ方法をご紹介します。
ー乾燥肌ー
乾燥肌は、肌の水分量が少なく、角質層の水分保持能力が低下している状態です。
肌の水分量が少ないので、化粧水を重ね付けするなどして水分をしっかり補い、
乳液やクリームで油分を与えることが必要です。
また、体の内側からの水分補給もしっかり行うようにしましょう。
肌の乾燥がひどくなると、ターンオーバーが乱れ、
古い角質が剥がれにくくなることがあるので、
刺戟の強くないピーリング剤で角質をとってあげるといいでしょう。
古い角質を取り除くことで、保湿成分や美容成分が浸透しやすくなり、
肌が乾燥するのを防止できます。
ー脂性肌ー
脂性肌は、皮脂が過剰に分泌されて肌がべたついている状態です。
皮脂が多く分泌されるので乾燥とは無縁のようですが、
乾燥が原因で皮脂が過剰分泌している場合もあります。
ですので、保湿をしっかりと行う必要があります。
化粧水はビタミンC誘導体など、抗酸化作用のある成分や
抗菌作用のある成分が配合されているものがおススメです。
また、セラミドなど、肌内部の保湿効果を上げる成分が入っているものもおススメです。
ー混合肌ー
部分によって肌質が異なるのが混合肌です。
例えば、おでこと鼻筋のTゾーンは脂性肌、頬は乾燥肌という場合は、
それぞれの肌質にあったケアが必要なので、
部分ごとに使用する化粧品を使い分けるなどの工夫が必要です。
ー敏感肌ー
肌がとてもデリケートな状態です。
肌のバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなっているので、
添加物やアルコールなど、肌の刺激になる成分を含まないものを使うようにしましょう。
肌の保湿成分を補う、セラミドやヒアルロン酸などを配合しているものがおススメです。

まとめ

乾燥する季節はもちろんですが、
日頃から乾燥が気になる方はスキンケアや入浴方法を見直してみましょう。
スキンケアや入浴方法を変えても改善されない場合は、
体質的なものか、他の病気が疑われますので皮膚科で相談してみましょう。
乾燥肌の意外な原因とは?
ストレスなども乾燥肌の原因となるので、
規則正しい生活を心がけ、上手にストレス発散するようにしましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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