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落花生と聞くと、
ニキビができるとか、食べ過ぎると鼻血が出るとか、太るなど、
美容とはかけ離れたイメージが多いかもしれません。
そんな落花生ですが、実は美容効果や健康効果に優れた食品なんです!
今回は、落花生の栄養や効果・効能などについてご紹介したいと思います。
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落花生とは?
日本では千葉県が名産であることが有名な落花生。
私の実家では、毎年お正月頃にこたつの上に常備されている食品でした。
(落花生食べながら紅白見てました)
さて、落花生ですが、ピーナッツ、南京豆とも呼ばれている、
南アメリカを原産地とするマメ科の植物です。
日本には、18世紀初頭に中国から伝わり、
神奈川県の二ノ宮町で栽培が開始されました。
ナッツに分類されることが多いので、
木の実と思われるかもしれませんが、
落花生の実は土の中にできます。
私は、大豆のように実をつけるのかと思っていました(笑)
落花生の栄養素
落花生の栄養素は以下の通りです。
落花生(可食部100gあたり)の栄養素
・エネルギー 562.0kcal
・たんぱく質 25.4g
・脂質 47.5g
・炭水化物 18.8g
・ビタミンE 10.9mg
・ビタミンB1 0.85mg
・ビタミンB6 0.46mg
・ナトリウム 2mg
・カリウム 740mg
・カルシウム 50mg
・マグネシウム 170mg
・リン 380mg
・鉄 1.6mg
・亜鉛 2.3mg
・パントテン酸 2.56mg
・葉酸 76μg
・食物繊維 2.9g
落花生の薄皮部分にはポリフェノールが豊富に含まれているので、
健康効果を期待する際には、皮ごと食べるのがおススメです。
不飽和脂肪酸であるリノール酸やオレイン酸が豊富に含まれており、
これらの脂肪酸には中性脂肪やコレステロールを減らす作用があるので、
肥満の予防にも役立ちます。
また、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やすオリゴ糖や、
食物繊維が豊富なので便秘の改善にも役立ちます。
にきびや太るといったイメージのある落花生ですが、
以外にも美容と健康に役立つ成分が豊富に含まれているんですね。
落花生の効果・効能
ー美肌効果・老化防止ー
落花生に含まれるビタミン類や脂質には、
角質細胞周辺の潤いを保つ作用があります。
潤いを保ってくれるので、肌の乾燥対策になります。
また、ポリフェノールやビタミンEなど、抗酸化作用のある成分が、
肌の老化を防ぎハリのある肌を維持するのに役立ちます。
ーダイエット効果ー
落花生=太りやすそう
というイメージがありますが、
アーモンドやくるみなどの木の実と同様、
中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果があります。
また、腹持ちがよく満腹感を長持ちさせることができるので、
ダイエットに向いている食材でもあります。
ー生活習慣病予防ー
落花生の渋皮の部分には「レスベラトロール」という成分が多く含まれています。
レスベラトロールは強い抗酸化力を持った成分で、
悪玉コレステロールが動脈の壁にくっつくのを防ぐ作用があります。
その結果、血栓の詰まりを予防したり、
老化を遅らせる効果が期待できると考えられています。
ーコレステロールを抑制ー
落花生に含まれている脂質の多くは、リノール酸とオレイン酸です。
これらの脂質にはコレステロールを減らす作用があるとされています。
ー貧血・記憶力向上ー
茹で落花生には葉酸が多く含まれ、
貧血、記憶力向上に効果があります。
葉酸が豊富なうえ、食物繊維も豊富なので、便秘がちな方にも良い食品です。
貧血気味の方や妊婦さん、お年寄りにおススメですよ。
ー冷え性改善ー
落花生にバランスよく含まれるビタミンやミネラルの中でも、
とくにビタミンEとチロキシンという物質には、血行を促進する働きがあるとされています。
そのため、体の隅々に血液をいきわたらせることができるので、
冷え性の改善に効果があるのです。
ーシックハウス症候群ー
食べた後の落花生の殻にはすごいパワーがあります。
それは、シックハウス症候群の原因である
「ホルムアルデヒド」という化学物質を吸収してくれるというのです。
また、ホルムアルデヒドのような有害物質以外にも、
さまざまな汚染物質を吸収してくれる可能性があると言われているので、
洋服ダンスなど、気になる場所に置いてみるといいかもしれません。
食べる際の注意点
中性脂肪を減らす効果があると言っても、
食べ過ぎてしまうと肥満になってしまいます。
落花生のカロリーは100gで585kcalあり、
ご飯3杯分に相当します。
また、リノール酸やオレイン酸は、過剰摂取することで、
心臓疾患やアレルギーを引き起こすこともあると言われています。
どんな食材にも言えることですが、
適量をバランスよく食べることが大切です。
アレルギーに注意
落花生は厚生労働省が指定するアレルゲンとしての表示義務のある7品目の1つです。
(えび、かに、小麦、乳、卵、そば、落花生)
皮膚症状として、
じんましんや腫れ、赤みが現われたり、かゆみを感じます。
皮膚症状よりも呼吸器の症状が多いのが落花生アレルギーの特徴です。
鼻炎やのどの腫れ、喘息が見られます。
また、普段から喘息がある場合、落花生アレルギーを疑ってみましょう。
消化器や循環器にもアレルギー症状が出ます。
吐き気や強い腹痛、下痢が消化器の症状で、
血圧の低下や呼吸困難を伴ったり、顔色が青白くなるのが循環器の症状です。
消化器や循環器の症状が起こる確率は高くありませんが、
起こった場合、かなり強いアレルギー反応といえるので、急いで病院へ行きましょう。
まとめ
おつまみやおやつなどで食べられている落花生。
意外な美容・健康効果があることがわかりましたが、
食べすぎには注意が必要です。
他のナッツ類に比べ、手に入りやすくいろんな商品があるので、
飽きずに食べることができます。
(私は南部せんべいが好きです)
普段の食事に取り入れやすい「落花生納豆」なんてのもありましたよ♪
食べ終わった後の殻もいろんな使用法があるので、
捨てずに利用してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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