酒粕パックの作り方!美白・肌荒れ・ニキビに効果的!?

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酒粕は古くから粕漬けや甘酒などの料理に使用され親しまれている発酵食品です。
ここ最近になり、酒粕の栄養価が高いことが話題になり、
普段の食生活に取り入れている方が増えているそうですね。
私もつい最近、酒粕を購入し甘酒として飲んでいますが、
実は酒粕は料理以外にも使い道があったのです!!
それは
酒粕パック」!
美白効果がすごい!!と話題になっているのですが、
どうやら美白以外にもニキビや肌荒れにも効果があるのだとか。
今回は、甘酒の優れた効果や甘酒パックの方法についてご紹介しますね。

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酒粕とは?

酒粕とは、日本酒などのもろみを圧縮した後に残るものをいいます。
酒米を醸造すると25%ほどの酒粕が取り出されます。
取り出された酒粕は、そのまま食用としたり、
料理の材料や原料として使われています。
酒粕をそのまま食べるなんて知りませんでしたが、
直火で焼いたり、砂糖をまぶして食べたりできるのだとか。
酒粕の料理というと、粕汁や粕漬けしか思い浮かびませんでしたが、
甘酒として飲んだり、酒粕に残っている酵母をパンに利用したりと、
さまざまなものがあるようです。

酒粕の種類

酒粕にはいくつか種類があります。
ー板粕ー
清酒と分離、圧縮された酒粕を手仕事で丁寧に剥がしたものをいいます。
地域によっては、白い酒粕すべてを板粕と呼ぶところもあります。
ーばら粕ー
板状に取れなかった酒粕をいいます。
大吟醸や吟醸酒はお米を低温発酵させているため、
米粒が溶けきらない場合が多く、板状に取れなかったり、
酒成分が多く残り、柔らかすぎて板状に取れないものがばら粕となります。
地域により、「粉粕(こかす)」と呼ばれます。
ー練り粕ー
酒粕を柔らかいペースト状に練ったものをいいます。
酒精を加える場合もあります。
主に漬物用に使われることが多いです。
ー踏込み粕ー
ばら粕および板粕をタンクに入れ足で踏込み、
空気を追い出して4~6か月熟成(発酵)させたものをいいます。
色は、茶色や黄金色のものが多いです。
地域によって、「押し粕」「諸白粕」「練り粕」「踏み粕」「土用粕
など、いろんな呼び名があります。
おもに、酢の原料や漬物用に使用されることが多い粕です。
ー成形粕ー
ばら粕を練り込んで棒状に押し出し、板粕状にしたものをいいます。
近年、蔵本の機械化や人手不足で酒粕を取らなくなり、
酒粕が不足しているため、製造された酒粕です。
練り込んであるので使いやすいが、練ることで米麹が壊れ、
酸化するので、若干風味が落ちます。

酒粕の栄養素

酒粕には豊富な栄養素が含まれていて、
健康効果があると期待されています。
酒粕に含まれている栄養素は以下の通りです。
・たんぱく質
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・パントテン酸
・葉酸
・亜鉛
・食物繊維
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・リン
・マグネシウム
・鉄
・銅
酒粕は酵母と麹を含む良質な発酵食品です。
100gあたりのたんぱく質量が豊富で、100g中約15gも含まれており、
その量は牛肉80g相当です。
食物繊維も豊富で、100g中5.2gも含まれています。
成人の1日の食物繊維の摂取量が20~25gとなっていますが、
最近の日本人の食物繊維量は減っていて、1日あたり12~15gしか摂取できていないそうです。
酒粕を100g取り入れることで、1日の摂取目安になるので、
食物繊維が足りていないかも、という方におススメの食品です。

酒粕の効果・効能

 酒粕の効果・効能
ー美白効果ー
酒粕には美白に効果的な成分が3つ含まれています。
ひとつは「コウジ酸」で、
メラニン色素を抑制する働きがあります。
また、強い抗酸化作用があるので、シミ以外にもシワやたるみなどにも効果的。
ふたつめは「アルブチン」です。
アルブチンは、シミに強い効果が期待できる成分で、
多くの美白化粧品に配合されている美白成分です。
3つめは「フェルラ酸」です。
フェルラ酸にはメラニン色素を生成するチロシナーゼという物質が
活性化するのを抑える働きがあります。
その他にも、強い抗酸化作用があるので、
肌の老化の原因になる活性酸素を除去する働きがあるので、
アンチエイジング効果も期待できます。
ー肌荒れー
肌荒れや吹き出物ができる原因はいくつかありますが、
便秘もそのひとつです。
便は老廃物なので、体の中から排出されるべきものなのですが、
長い間排出されずにいると、体内で有毒なガスを発生し、
このガスが体内を巡ることで肌荒れやニキビなどの原因となってしまうことがあります。
酒粕には食物繊維が含まれているので、便秘を解消し、
肌荒れなどの肌トラブルを防ぐことができるのです。
また、酒粕にはビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は肌の新陳代謝を高める作用があり、
肌のトラブルを改善する効果が期待できます。
ーダイエット効果ー
酒粕には脂肪を燃焼する効果もあるんです!
酒粕に含まれる「レジスタントプロテイン」という成分が含まれています。
このレジスタントプロテインは、コレステロールなどの脂質を捕まえる性質があります。
また、消化酵素で消化されにくいので、小腸まで移動し、
便などに含まれる脂質などの油を捕まえて、柔らかい便となって排出されるのです。
ですので、お通じが良くなりダイエット効果が期待できるのです。
また、酒粕にはビタミンB群が多く含まれています。
ビタミンB群は内臓脂肪の解消に効果があるほか、
糖質や脂質など脂肪になりやすいものと一緒に食べることで、
余分な脂肪を蓄積しないようにする働きがあります。
ー骨粗しょう症ー
年齢を重ねると、骨タンパク分解酵素であるカプシンLが増え、
骨吸収の速度を速め骨を壊してしまいます。
酒粕には、このカプシンLの働きを阻害する成分が含まれているので、
骨粗しょう症の予防に役立つとされています。
また、アルコール自体にカプシンLを阻害する作用があり、
週に3~6杯ほどのアルコールを飲むと、骨粗しょう症になりにくいという報告もあります。
酒粕には少量ですがアルコールが含まれています。
ーがんの抑制ー
酒粕にはリンパの働きを活性化する、
αーハイドロオキシ酸という成分が含まれています。
また、酒粕にはリンパ球のがん細胞をやっつける作用を強める、
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の活性促進物質があることがわかっています。
そのため、酒粕ががんの抑制に役立つのではないかと期待されているのです。
ー糖尿病の予防・改善効果ー
酒粕にはインスリンと似た働きをする物質が含まれています。
糖尿病は血糖値が高くなる病気で、うまくブドウ糖を取り入れられなくなる病気です。
インスリンは、体内で唯一血糖を下げるホルモンで、血糖値を調節する役割があります。
そのインスリンが不足したりうまく作用しなくなると、
ブドウ糖が細胞に取り入れられなくなり血糖値があがってしまうのです。
インスリンと似た働きをする物質を含む酒粕を摂取することで、
糖尿病の予防に役立つと言われています。
ーアレルギーの緩和ー
月桂冠総合研究所の研究で、日本酒や麹の中に
カプシンBの働きを阻害する物質が含まれていることが発見されました。
アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギーは、
カプシンBという酵素によって作り出される
免疫グロブリンが原因で引き起こされると言われています。
酒粕にはこのカプシンBの働きを阻害する物質が含まれているので、
アトピーや花粉症などのアレルギー体質を改善する効果があると考えられています。

酒粕で美白に

 酒粕で美白に
ー酒粕パックー
〇材料〇
・酒粕         100g
・精製水または日本酒  120~150ml
・小麦粉        ~大さじ1くらい
※小麦アレルギーの方は無くても大丈夫です
・容器(すり鉢が混ぜやすいです)
〇作り方〇
1.酒粕を容器に入れ、精製水or日本酒を半分加えて柔らかくなるまで待ちます。
2.酒粕と精製水or日本酒がなじんだら、よく混ぜます。
3.残りの精製水or日本酒を入れ、滑らかになるまで混ぜます。
4.小麦粉を少しずつ入れ、パックしやすい硬さに招請します。
この分量だと、顔だけに使用する場合、毎日使用しても1週間は使えるので、
冷蔵庫で保存するようにしましょう。
〇パックのやり方〇
顔に塗って5~15分ほど置いた後、洗い流すだけです。
パックする前に、腕の内側などでパッチテストを行い、
問題がないことを確認してから顔に使うようにしましょう。
全身に使えるので、肌の乾燥が気になる部分や、
美白したい部分に使うといいでしょう。
酒粕は400g500円前後でたっぷり入っているので惜しみなく使えますね。

まとめ

私も最近、友人の勧めで酒粕を買いましたが、
ちょこちょこ料理に使う程度でした。
せっかくなので、酒粕パックをしてみたのですが、
1回でワントーン肌色が明るくなりましたよ(*´▽`*)
ツルツルだし♪
アラフォー女子にはおススメのパックです!!
また、板粕を焼いて食べることを初めて知ったので、
これもやってみましたが、これもおススメです!
甘いものが苦手な人は焼いてそのままがいいですよ♪
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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