脂漏性皮膚炎が治らない?頭皮がかゆい、乾燥が原因?治療法は?

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・頭皮や肌にかゆみがある
・フケのようなものが出てきた
 
なんてことはありませんか?
 
ある日気づいたら頭皮がかゆい、フケのようなものが出るという場合、
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)
という皮膚炎を起こしているかもしれません!!
 
今、あなたの頭皮や肌で起こっているかゆみやフケのようなものを放っておくと、
症状が悪化してしまったり治療に時間がかかってしまうことも…!!
 
今回は、脂漏性皮膚炎の症状や原因、
その治療法などについてご紹介しますね。
 
 

脂漏性皮膚炎とは?

 脂漏性皮膚炎とは?
 
 
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは、
頭部や顔など皮脂分泌の多い部分に、フケのような付着物を伴う湿疹や、
かさぶたのようなものを伴う紅斑がみられる皮膚炎のことをいいます。
 
新生児から乳児期にみられるものと、思春期以降の主に成人にみられるものに分けられます。
 
頭部や顔以外にも、脇の下などの汗や摩擦の多い部分に現れます。
 
 

脂漏性皮膚炎の症状

 脂漏性皮膚炎 部位
 引用元:http://saginomiya-hifuka.com/seborrheic.html
 
脂漏性皮膚炎の症状は、乳児と成人では少し違いがあります。
 
乳児脂漏性皮膚炎の場合、生後間もなくから発症し、
髪の生え際から頭、おでこ、眉毛に黄色いかさぶたと淡い紅斑が見られます。
 
成人脂漏性皮膚炎は思春期以降の成人に多くみられ、
頭部から髪の生え際にフケと淡い紅斑、
おでこや小鼻、時に顔全体に黄白色の皮膚が剥がれたものが付着した紅斑があらわれます。
 
脇の下や鼠径部、前胸部、上背部のVゾーンにも現れることがあります。
 
乳児脂漏性皮膚炎はかゆみがほとんどないのに対し、
成人脂漏性皮膚炎は軽いかゆみを伴います。
 
ニキビと間違うことが多いのも特徴です。
 
また、高齢者の場合、眉毛、小鼻、口の周りに発疹があらわれ、
冬に悪化しやすいという特徴があります。
 

 

脂漏性皮膚炎の主な原因

 脂漏性皮膚炎の原因
 
 
脂漏性皮膚炎の主な原因は
皮膚に常在している「マラセチア菌」などによる皮膚炎が有力な説と言われ、
皮脂や汗、ストレスや環境因子、ビタミンB群の不足なども原因としてあげられています。
 
また、脂漏性皮膚炎を発症、悪化させるものとして
癜風菌(でんぷうきん)
という真菌が関係していることも報告されています。
 
 
また、過剰な洗浄も脂漏性皮膚炎の原因のひとつです。
 
健康な皮膚にはたくさんの常在菌がいるのですが、
洗浄力の強いシャンプーやボディーソープなどを使いすぎると常在菌のバランスが崩れ、
マラセチア菌などの真菌が増殖し脂漏性皮膚炎を発症してしまいます。
 
人間の皮脂汚れはぬるま湯でも十分に洗い落とすことができるので、
肌が乾燥しやすいという方は洗浄力の優しいものを使うようにしましょう。
 
 

脂漏性皮膚炎の治療法

 脂漏性皮膚炎の治療法
 
 
脂漏性皮膚炎は重症化してはじめて気が付くことが多い皮膚炎です。
 
そのため、慢性化することも多いので
皮膚に違和感や異常を感じたら皮膚科で早めに治療することをおススメします。
 
基本的には、ステロイド剤での治療が主で、
軟膏やローションがあります。
 
ただ、ステロイド剤は長期間使用することで副作用が出る場合があるため、
症状が改善されたら外用を中止するようにしましょう。
 
ステロイド剤以外にも、カビに効果的な抗真菌外用薬も使用されます。
 
ステロイド剤と比べ副作用がほとんどないのですが、
重症の場合、効果が出るまでに時間がかかることなどから、
症状の軽い場合や再発予防として使われることが多いようです。
 
ステロイド剤や抗真菌外用薬の他にも、
ビタミンB2、B6を内服することも。
 
 

脂漏性皮膚炎の予防

 脂漏性皮膚炎の予防
 
 
では脂漏性皮膚炎を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
 
 
ー患部を清潔に保つー
 
脂漏性皮膚炎を予防するには、患部やできやすい部分を
常に清潔に保つようにしましょう。
 
ただし、洗いすぎてしまうと肌が乾燥し痒みの原因となってしまいます。
 
適切な洗浄を行うようにしましょう。
 
 
ービタミンB群を積極的に摂るー
 
成人の場合、ビタミンB群の不足で発症することがあります。
 
そのため、ビタミンB群を積極的に摂ることで予防につながります。
 
ビタミンB群には皮膚の代謝を促し、細胞の再生や健康な皮膚を維持する働きがあります。
 
特にビタミンB2、B6は健康な皮膚を維持するのに欠かせないビタミンなので、
意識して摂るといいでしょう。
 
ビタミンB2が多い食品は、
 
・レバー
・うなぎ
・すじこ
・納豆
・卵の黄身
・まいたけ
・焼きのり
など。
 
ビタミンB6が多い食品は、
 
・にんにく
・まぐろ
・ピスタチオ
・かつお
・鶏ささみ
・スモークサーモン
・ごま
などです。
 
 
ーストレスをためないー
 
私たちの体はストレスを感じると交感神経が優位になり、
男性ホルモンの生成が促されてしまいます。
 
男性ホルモンの生成が促されることで皮脂の分泌量が増え、
さらには角質の柔軟性もなくなってしまうため、
毛穴が詰まりやすくなったりするのです。
 
ストレスが溜まっていると感じたら、
ゆっくりと休むことも予防につながります。
 
 
ー紫外線対策をするー
 
紫外線を浴びることで皮脂が酸化し、症状が悪化する恐れがあります。
 
そのため、できるだけ紫外線にあたらないようにすることが重要です。
 
意外な紫外線対策とは?
 
また、紫外線を浴びてしまったら、
いつもよりも丁寧に保湿を行うようにしましょう。
 
おすすめは「ローションパック」です。
 
ただし、炎症を起こしている場合は医師に相談して、
適切なケアを行うようにしてください。
 
 

まとめ

 
脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌などによって発症する皮膚炎で男性に多くみられますが、
女性でもストレスやホルモンバランスの乱れによって脂漏性皮膚炎を発症します。
 
脂漏性皮膚炎になってしまっても、
適切なケアを行うことで短期間で症状を改善することが可能です。
 
早く治すためにも脂漏性皮膚炎が発症しやすい部位に赤みやフケなど、
今までなかった症状がみられたら、すぐに病院で診てもらうようにしましょうね。
 
また治療と合わせ、日々の食事や生活習慣を見直し、
バランスのとれた食事や規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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