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化粧品などを選ぶ際に
「肌質」
を基準に化粧品を選ばれるかと思います。
あなたは自分の肌質をわかっていますか?
肌質には
・普通肌
・乾燥肌
・脂性肌
・混合肌
の4タイプがあり、それぞれ肌に合う化粧品に違いがあります。
肌質にあった化粧品選びができないと、
肌トラブルを招く原因にもなってしまうため、
日頃から自分の肌質を知っておく必要があるのです。
今回は4タイプの肌質の中でも、肌悩みが深刻化しやすい
「脂性肌(オイリー肌)」
について詳しく見ていきましょう。
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脂性肌(オイリー肌)とは?
脂性肌(オイリー肌)とは、
皮脂の分泌が盛んになる思春期以降にみられる肌質で、
・皮脂が多く肌がべたつく
・ニキビができやすい
・顔がテカリ化粧崩れしやすい
・毛穴が目立ちやすい
・肌がブツブツザラザラする
といった特徴がみられます。
皮脂の分泌が多いので乾燥とは無縁と思っている方が多いのですが、
実は脂性肌でも乾燥していることがあり、そのようなタイプを
「脂性乾燥肌(オイリードライ)」
と呼ぶこともあります。
オイリー肌の原因
なんで私の肌質はオイリー肌なんだろう?
って思ったことありませんか?
オイリー肌になる原因は、元々の体質というのもありますが、
体質以外にもオイリー肌になる原因があるんです。
ひとつずつ見ていきましょう。
ー食生活ー
オイリー肌の原因の一つが「食生活」によるものです。
私たちの体は毎日の食事から摂取する栄養などによって成り立っています。
そのため、皮脂の分泌を促す作用のある脂質や糖質を過剰に摂取していたり、
皮脂の分泌を抑える働きのあるビタミン類が不足することで、
皮脂が過剰に分泌されオイリー肌になってしまうのです。
では、皮脂を過剰に分泌させる食べ物にはどんなものがあるのかみてみましょう。
①中性脂肪になりやすい食品
中性脂肪になりやすい食品を多く摂取すると、
皮脂の分泌が過剰になってしまうことがあります。
中世脂肪が多く含まれる食品は以下のものがあります。
・動物性脂肪が多く含まれる食品
動物性脂肪が多い食品というのは、
鶏肉の皮や生クリーム、クリームチーズ、バター、マーガリンなどです。
・砂糖、果糖が多く含まれる食品
砂糖や果糖は「単糖類」と言われ、
分解に手間がかからず体内への吸収が早いのが特徴です。
そのため、過剰に摂取するとすぐに中性脂肪に変わってしまいます。
・アルコール
適度なアルコールは善玉のHDLコレステロールを上昇させるのですが、
過剰に摂取してしまうと中性脂肪となり体内に蓄積してしまいます。
脂っぽいおつまみは避けるようにしましょう。
②血糖値を急上昇させる食品
血糖値を急上昇させる食品のことを
「高GI食品」
と言います。
高GI食品を摂取することで「インスリン」というホルモンが分泌されるのですが、
インスリンは皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促す作用があるのです。
そのため、高GI食品を摂りすぎてしまうと、
オイリー肌を悪化させる原因となってしまうのです。
GI値の高い食品は
・食パン
・白米
・もち
・うどん
・ジャガイモ
・ニンジン
・トウモロコシ
・イチゴジャム
・パイナップル
・アイスクリーム
・こしあん
・グラニュー糖
・上白糖
などがあります。
①②以外にも、
脂身の多い肉や揚げ物、スナック菓子などは皮脂分泌に影響があるので、
オイリー肌でお悩みの方は避けたほうが良いでしょう。
ー過剰なスキンケアー
あなたは肌がべたつくからと言って、1日に何度も洗顔をしたり、
洗浄力の強い洗顔料を使用したりしていませんか?
過剰な洗顔はお肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうだけでなく、
お肌の水分まで奪ってしまうため、乾燥を招いてしまいます。
お肌が乾燥してしまうと、体は肌を守ろうと皮脂を過剰分泌させるので、
オイリー肌が余計に悪化してしまうのです。
あぶら取り紙で頻繁に皮脂を取ることも同じことが言えます。
ーホルモンバランスの乱れー
思春期や生理前は肌が脂っぽくなることがありますよね?
これはホルモンバランスの乱れによるものです。
皮脂の分泌を促進するホルモンというのがあり、
「男性ホルモン」と「黄体ホルモン」に分けられます。
まずは「男性ホルモン」についてご説明しましょう。
私たちの体は慢性的なストレス状態が続くと、
副腎皮質から「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
コルチゾールは「抗ストレスホルモン」とも呼ばれ、
ストレスから体を守る作用があるのですが、男性ホルモンを活発化させる作用もあります。
男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうと、
皮脂の分泌が多くなりオイリー肌になってしまうのです。
次に「黄体ホルモン」についてご説明します。
黄体ホルモンは「プロゲステロン」というホルモンで、
男性ホルモンと似た働きをするホルモンです。
このプロゲステロンは排卵日を境に分泌が活発になります。
そのため、生理前は普段よりもお肌が脂っぽくなってしまうのです。
ー生活習慣によるものー
皮脂が過剰に分泌される原因には、ストレスや睡眠不足、
喫煙など、生活習慣によるものがあります。
「ホルモンバランス」のところにもありますが、
ストレスが続くことで男性ホルモンが活発になり皮脂の分泌が過剰になります。
睡眠不足は肌トラブルの大きな要因です。
睡眠中に「成長ホルモン」が分泌されるのですが、
成長ホルモンにはストレスや疲労の回復、お肌の調子を整える作用などがあります。
ですが、睡眠が不足することによって成長ホルモンが十分に分泌されないと、
交感神経が乱れてしまい、男性ホルモンの分泌が増えてしまうのです。
喫煙も交感神経を刺激してしまうほか、コルチゾールを促す作用もあります。
そのため、皮脂の分泌が多くなってしまいます。
また、喫煙することで体内のビタミンCが大量に消耗されてしまいます。
ビタミンCには皮脂の分泌を抑える作用があるため、
喫煙によって大量に消費してしまうと皮脂が増えてしまうのです。
ー乾燥ー
過剰な洗顔や十分でない保湿、空気の乾燥など、
肌が乾きやすい状態が続いてしまうと、お肌は外部の刺激から肌を守るため、
皮脂を過剰に分泌させてしまいます。
脂性肌のケア方法と対処法
それでは、脂性肌のケアの方法と対処法を見ていきましょう。
季節などによってお肌の変化が激しいという方も参考にしてくださいね!
ー正しいスキンケアを心がけるー
脂性肌の方は皮脂の分泌が多いため
「保湿は必要ない」
と思っている方が多いようです。
ですが、皮脂が多いからと言ってお肌の水分量も多いのかというと
実はそうではありません。
過剰なスキンケアなどでお肌が乾燥していると、
皮脂の分泌量が増えることは上記でも説明しています。
ではオイリー肌の正しいスキンケアについてお話しますね。
①まずは洗顔について
今使っている洗顔料の洗浄料は強くありませんか?
洗顔料の洗浄力が強すぎてしまうと、お肌に必要な油分まで奪ってしまうため、
お肌の乾燥の原因となってしまいます。
ニキビ用の洗顔料などは脱脂力が強いため、
必要以上に皮脂が奪われてしまうのです。
私は「保湿成分配合」の洗顔料だったり、「弱酸性」のものなど、
肌に負担をかけず余分な汚れをしっかりと落としてくれるもの
を選ぶようにしましょう。
②洗顔方法について
洗顔時にろくに泡も立てずごしごしと強くこすったりしていませんか?
肌に強い刺激があると、肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
洗顔料を適切な量手に取り、しっかりと泡立ててから、
泡でマッサージするように洗うようにしましょう。
Tゾーンやあごなど皮脂が気になる部分は念入りに洗い、
頬などべたつきが少ない部分はソフトに洗うなど、
部分によって洗い方を変える工夫をするのもおすすめです。
すすぎはぬるま湯で行うのが鉄則!!
熱いお湯のほうが皮脂を取り除いてくれるのですが、
お肌に必要な皮脂まで奪ってしまうため、逆効果です。
洗い残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。
タオルで肌をこするのもNGです!
タオルを肌にあて、水分を吸い込ませるようにして水気を取りましょう。
③洗顔後の保湿
オイリー肌の人は
「皮脂が多いから保湿は必要ない」
と思っている方が多いのですが、脂性肌の人ほどきちんと保湿しなければなりません。
「保湿クリームとか塗るとべたつくからイヤなの」
という方は、使っている化粧品を変えましょう。
脂性肌にぴったりの化粧品は
「ビタミンC誘導体」
が配合された化粧品です。
というのも、ビタミンCには皮脂の分泌を抑える作用があり、
脂性肌にぴったりの成分なのです。
また、「保湿」にとらわれて「しっとりタイプ」のものを選びがちですが、
肌がべたついてしまうので「さっぱりタイプ」のものを選ぶといいでしょう。
ビタミンC誘導体以外にも、収れん化粧水も毛穴を引き締め、
皮脂の分泌を抑えてくれるので脂性肌におすすめの化粧品です。
乳液やクリームを塗ることに抵抗があるかもしれませんが、
肌の水分を逃さないためにも、乳液・クリームを使用しましょう。
皮脂が多い部分は薄く塗り、頬や口元、目元など皮脂があまり出ない部分は
しっかりとクリームで油分を与えるようにしてください。
ービタミン類を多く摂るー
上記にもありますが、ビタミンCには皮脂の分泌を抑える作用があります。
また、皮脂が酸化してお肌にダメージを与えるのを防ぐ役割もあります。
ビタミンCの他にも、ビタミンB2、6も摂取したいビタミンです。
ビタミンB2には皮脂の分泌をコントロールし、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
ビタミンB6には、肌のバリア機能を高める働きがあり、
不足してしまうことで肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
日頃からバランスの良い食生活を心がけるようにし、
どうしても不足してしまいがちな時などは、サプリメントなどを使用するのも良い方法です。
また、喫煙の習慣があるという方は、ビタミン類を多く消費しがちです。
できることなら禁煙することがお肌のためには良いのですが、
どうしてもやめられないのであれば、ビタミンCをこまめに摂取したり、
ビタミン類を多く含む食品を積極的に食べるようにしましょう。
ーストレスをためないー
ストレスが慢性的なものになってしまうと、コルチゾールが分泌されっぱなしになってしまい、
副腎に負担がかかってしまいます。
コルチゾールが分泌されっぱなしということは、
男性ホルモンが過剰に分泌されっぱなしということ。
男性ホルモンには皮脂を過剰に分泌させる働きがあるため、
オイリー肌になってしまうのです。
日頃からストレスをため込まないように過ごし、
休めるときは体を休め、ストレスを上手に発散させるようにしましょう。
ー規則正しい生活を送るー
生活が不規則になりがちな現代人ですが、
できるだけ規則正しい生活を送るよう心がけることも大切です。
特に睡眠不足はお肌によくありません。
しっかりと睡眠をとり、ホルモンバランスを整えることで、
皮脂の分泌も正常にコントロールされるようになります。
食生活なども合わせ、生活習慣の見直しをはかり、
皮脂が過剰に分泌されるのを予防しましょう。
まとめ
オイリー肌でお悩みの方、
一度コスメカウンターや美容皮膚科などでスキンチェックを行ってみましょう。
お肌の状態をチェックすることで、自分の肌の状態がよくわかり、
お肌にぴったりのスキンケアを行うことができます。
コスメカウンターや美容皮膚科へ行くのが面倒という方は、ネットや
化粧品会社で行っているスキンチェックなどを行ってみるといいでしょう。
簡単なチェックですが、今の自分の肌質がしっかりわかりますよ。
お肌にぴったりのスキンケアを行うことができると、
びっくりするくらいお肌の状態が良くなります!
(これホント!!)
悩むよりもまずは「肌質チェック」です!
適切なスキンケアでオイリー肌を改善しましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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