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子供が生まれると、
それぞれの家庭の事情などによってどの様に子供を育てていくか、
考えるお母さんお父さんが多いと思います。
そんな時1番初めに関わることになるだろう幼稚園と保育園!
初めての子育てだとその違いがよくわからなかったりしますよね。
その家庭にあった環境で子育てができる様に、
しっかりと理解しておきたいところだと思います。
そんなお母さんやお父さんのために、
幼稚園と保育園の様々な違いについてご紹介します。
ぜひ、参考にして見てくださいね。
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幼稚園・保育園とは?
ではまずは幼稚園と保育園の基本的な違いについて見ていきたいと思います。
♦︎幼稚園とは?
幼稚園は未就学児の教育を行う場所で、文部科学省の管轄になります。
幼稚園の根本法令は学校教育であり、
「幼児の心身の発達を助長すること」
を目的としています。
基本的には、4歳になる年の4月から入園して、
小学校入学までの3年間通うことになります。
朝の9時ごろ~14、15時ごろに帰宅してきます。
幼稚園で働く先生たちは、幼稚園教論免許状をが必要となります。
♦︎保育園とは?
保育園は保護者に代わって乳児や幼児を預かる場所です。
厚生労働省の管轄になります。
保育園の根本法令は児童福祉法であり、
「保護者の委託を受けて、保育に欠ける乳児や幼児を保育すること」
を目的としています。
まとめると、
保育園は親が仕事や病気などの都合で、
長時間子供を預ける必要がある場合に利用できます。
基本的には、0歳から小学校入学前まで利用でき、
保育時間は朝7時半くらい~18時くらいまでが一般的です。
保育園で働く先生たちは、保育士資格証明書が必要となります。
幼稚園と保育園の基本的な違いは、
「保護者の事情によって、保育に欠ける」状態であるかどうか
です。
しかし最近では、幼稚園と保育園の両方の特徴を持つ
『認定こども園』
という施設も増えてきていて、
働くお母さんや周りに子育てへの援助が少ないお母さんにとっては、
預けやすい環境が整ってきていると思います。
料金的な違いは?
続いて、幼稚園と保育園の料金について比較していきましょう!
♦︎幼稚園の料金は?
基本的には世帯の収入には関係なく、
それぞれの幼稚園で価格が一律になっています。
さらに、入園金や制服・園指定のグッズの購入が必要です。
幼稚園の料金にプラスして、オプション料金(選択可能)がかかります。
例えば、送迎バス代、放課後の習い事コース費、給食の有無などです。
公立と私立の幼稚園でも価格が異なってきます。
文部科学省の全国平均データによると、
・公立幼稚園では年間149,544円(1ヶ月あたり12,462円)
・私立幼稚園では年間367,355円(1ヶ月あたり30,613円)
となっています。
さらに、自治体から補助金が出る場合もあります。
しかし最近では新制度移行により、
それぞれの市町村が世帯の収入によって決めた価格が
適用になる幼稚園も増えてきています。
♦︎保育園の料金は?
基本的には世帯の収入によって保育料が変わります。
世帯収入が高いほど保育料が高いです。
さらに、子供が小さいほど保育料が高くなるようです。
ただし子供が2人目以降は安くなります。
認可保育園と無認可保育園でも料金の違いがあります。
無認可保育園の場合、自治体からの補助金が出ないため、
その保育園で保育料が一律の場合が多いです。
保育園の費用は世帯の収入で判断されるため、一概に費用が示しにくいのですが、
全国の平均的な保育料は月に2~3万円ほどのようです。
まとめると、保育園は収入によって料金が違っていたり、
両親が働いていることもあり、幼稚園の方が料金面での負担が大きいようです。
しかし最近では、幼稚園も保育園の同じようなシステムに移行されつつあり、
前ほど一概には幼稚園が高いとは言えなくなってきているようです。
両親が働くために子供を預ける場合は、幼稚園で預かり保育を使用するか、
認定こども園の保育部に預けるか、認可保育園に預けるか、無認可保育園に預けるか。
いろんなパターンで料金がそれぞれ異なってきます。
一概にどのパターンが高くなるか、安くなるかは言えませんが、
一般的には認可保育園に預けることが安くなりそうです。
ただし、世帯収入が高くなると保育料が高くなるシステムの保育園では
逆に無認可保育園の方が保育料が安くなる場合もあります。
無認可保育園を検討されている方は、直接保育園に確認してみてください。
料金だけではなく、子供にあった場所を選ぶことも大切なことですね。
そうも言っていられない現実がまだまだあるようですが…。
我々子育て世代にあった政治をしてほしいと願っています。
教育面の違いは?
幼稚園は教育が行われて、保育園は預かってくれるだけなので、
幼稚園の方がしっかりと教育がなされていると思われがちですが、
実際のところ、その園によって教育方針などが異なるため、
さほど違いはないというのが一般的な認識のようです。
利用する施設それぞれに独自のカリキュラムがあるようなので、
見学に行ってから決めることが重要になります。
決める際は、必ず見学に行ってから決めるようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
幼稚園、保育園でそれぞれ特徴があり、
どんな風に子育てをしていくか、
夫婦で考えるときにお役に立てれば嬉しいです。
核家族化が進んだ現代は、
お母さんお父さんに子育ての苦労が集中しがちになっています。
もちろん、お母さんお父さんが中心になって子育てをすることが大切ですが、
一人でする子育てほど心細いことはありませんよね。
どんな家庭でも、
お母さんお父さんが子育てしやすい環境が整っていくことを願っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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