レスベラトロールは効果がない?美肌やアンチエイジング効果は?

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抗酸化作用のある成分というと
ポリフェノール
がありますが、
その中でも注目されているのが
レスベラトロール
という成分。
 
美容マニアの方であれば一度は耳にしたことのある成分ではないでしょうか?
 
このレスベラストール、
つい最近まで効果があるだのないだので話題になっていたのですが、
2017年に入り、再び「効果がある」とささやかれているのです。
 
レスベラトロールのサプリメントなども販売されてるのですが、
果たして効果はあるのでしょうか?
 
今回は、レスベラトロールの効果効能や、
効果がないと言われている理由などについてご紹介したいと思います。
 
 

レスベラトロールとは?

レスベラトロールとは?
 
 
レスベラトロールとはポリフェノールの一種で、
サンタベリーやぶどうの果皮などに含まれている成分です。
 
高い抗酸化力があり、様々な効果があると期待されています。
 
レスベラトロールは1939年に北海道帝国大学(現在の北海道大学)の
高岡道夫氏が「バイケイソウ」という有毒植物から発見され、
レゾルシノール構造を持つことから命名されました。
 
※レゾルシノール構造とは有機化合物の一種で、
殺菌剤や防腐剤などの原料に用いられています。
 
1992年に、フランスの科学者セルジュ・ルノー博士が、
動物性脂肪を多く摂っているフランス人の心臓病死亡率が低いのは
赤ワインを大量に飲んでいることが関係していると発表し、
これによりワインへの注目度が高まりました。
 
その後、ワインの中にレスベラトロールが多く含まれているといことがわかり、
心疾患予防に貢献しているのではないか?
と考えられるようになったのです。
 
さらに1999年には、マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が、
長寿遺伝子とも呼ばれる「サーチュイン遺伝子」の存在を突き止め研究が始まり、
2003年にハーバード大学のデービッド・シンクレア博士の研究チームが
レスベラトロールが酵母菌のサーチュイン遺伝子に直接作用し、
活性化させることを突き止めたのです。
 
2006年にはマウスを使った実験で、レスベラトロールには哺乳類に対しても
サーチュイン遺伝子を活性化させることが明らかになりました。
 
これにより、世界中から大注目されるようになったレスベラトロールですが、
現在も研究が続けられており、健康効果を期待して、
サプリメントや化粧品に配合されるようになりました。
 
 

レスベラトロールの効果とは?

レスベラトロールの効果
 
ー美肌効果ー
 
レスベラトロールにはコラーゲンの生成を促す効果が期待できると言われています。
 
コラーゲンはお肌のハリを保つのに欠かせない成分で、
減少してしまうとシワやたるみの原因となってしまうのです。
 
コラーゲンの働きとは?
 
また、シミの原因となるメラニン色素を作り出す酵素
チロシナーゼ」を抑制する効果もあると言われているので、
美白にも効果が期待できると考えられています。
 
抗炎症作用もあるので、ニキビの予防や肌荒れの抑制にも効果的です。
 
 
ーアンチエイジングー
 
レスベラトロールには細胞の生まれ変わりを助け、
健康で若々しい細胞を生成するのを助ける働きがあります。
 
この細胞の活動を左右していると言われているのが
サーチュイン遺伝子
というものです。
 
レスベラトロールには、このサーチュイン遺伝子を活性化させるのでは?
と言われています。
 
サーチュイン遺伝子は寿命のコントロールにかかわる遺伝子で、
レスベラトロールによって活性化することができれば、
病気や老化の予防につながると考えられているのです。
 
現在も研究が続けられており、その効果についてははっきりとしていませんが、
ポリフェノール自体、抗酸化力が高く、活性酸素を除去する作用があるので
取り入れてみる価値はあるでしょう。
 
活性酸素とは?
 
ーメタボの予防ー
 
近年、食の欧米化が進んだことで、
脂肪分やたんぱく質の摂取が多くなっているのだとか。
 
脂肪の摂りすぎは肥満はもちろん、
動脈硬化など、生活習慣病の原因となってしまいます。
 
2011年にヨーロッパの研究チームが
肥満の男性にレスベラトロールを投与したところ、
カロリー制限をしたのと同じような効果が得られたという報告をしています。
 
また、肥満男性11人と健康な男性11人を対象に、
レスベラトロールのサプリメントと偽薬を使って30日間実験を行ったところ、
血圧の低下や肝臓に蓄積した脂肪が減少していることなどがわかっています。
 
 
ー動脈硬化・認知症の予防ー
 
血圧が高めな人に対し試験を行ったところ、
血管拡張反応改善、動脈硬化を防ぐことがわかりました。
 
また、脳の血流量を増やすことで認知症を予防する効果も期待されています。
 
 
ー肝臓がんの抑制ー
 
レスベラトロールは肝臓がんの抑制にも効果があると言われています。
 
1997年に「サイエンス」誌に、レスベラトロールに抗ガン効果があるという論文が発表されています。
 
その論文によると、
がんの初発期、促進期、悪性化の3段階において、
レスベラトロールが抗がん作用を示すということが明らかになったというのです。
 
マウスを使った実験でも、98%もの抑制効果が確認されており、
レスベラトロールの抗がん作用に期待が高まりました。
 
ただ、マウスを対象にした研究結果のため、
人間に対して効果があるかどうかは、現状では効果があると言えず、
はっきりと「抗がん作用がある」とは言えないのです。
 
 

レスベラトロールは効果がない?

 
レスベラトロールについて、さまざまな効果が動物実験で報告されていますが、
人間を対象にした研究は予備的なものや小規模のものが多く、
その効果についてはまだまだ明確なものが少ないようです。
 
なので、一概に効果がないとも言えないですし、
はっきりと効果があるとも言えないのが現状。
 
ですが、ポリフェノールの一種なので、
抗酸化作用は期待できるでしょう。
 
 

レスベラトロールの副作用について

 
レスベラトロールの副作用についてですが、
これまで特に問題となった副作用や健康被害などの報告はないので
安全性の高い成分といえます。
 
ただし、サプリメントで摂取する場合は、
メーカー推奨の摂取量を守って服用するようにしましょう。
 
また、サプリメントの場合注意しなければならないのが
イタドリ由来」のものです。
 
アメリカではイタドリ由来のレスベラトロールは安価なので
サプリメントとして多く出回っているのですが、
日本ではイタドリ抽出物が医薬品として使用される原材料リストに掲載されているため、
食品やサプリメントへの使用が禁止されているのです。
 
 

レスベラトロールを多く含む食品は?

レスベラトロールを多く含む食品
 
 
レスベラトロールはぶどうの果皮などに多く含まれているのですが、
ぶどう以外にはどんな食品があるのでしょうか?
 
レスベラトロールを多く含む食品は以下の通りです。
 
・赤ワイン
・サンタベリー
・ラズベリー
・ピーナッツの皮
・アーモンド
・ココア
 
ピーナッツの皮はポリフェノールが豊富なことで知られていますが、
レスベラトロールが豊富なんですね。
 
お酒好きの方であれば、
アーモンドやピーナッツをつまみに赤ワインを飲む
なんていうのもいいかもしれません。
 
ちなみに、レスベラトロールを最も多く含むワインは
原産国関係なく、ピノノワールワインなんだとか。
 
 

レスベラトロールの効果的な摂取法

効果的な摂取方法
 
 
レスベラトロールは食品に含まれるポリフェノールの一種なので、
レスベラトロールを多く含む食品を食べるといいでしょう。
 
効果的に摂取するには、
毎日継続して摂取する
ということが大切です。
 
レスベラトロールは脂溶性の成分なので、
脂質と一緒に摂取することで吸収が高まると考えられています。
 
摂取量についてですが、現段階で明確な目安はありません。
 
なので、少しでも確実に効果的にレスベラトロールを摂取しようというのであれば、
サプリメントがおススメです。
 
サプリメントを選ぶポイントは
 
・ブドウ抽出物
・トランスレスベラトロール
・レスベラトロールモノマー
 
と表記のあるものがいいでしょう。
 
 

まとめ

 
レスベラトロールの効果については、現在も研究が進められています。
 
研究が進められているということは、
何かしらの効果が期待できるということではないでしょうか?
 
レスベラトロールはポリフェノールの一種なので、
抗酸化作用があり、アンチエイジングにはぴったりです。
 
日々の生活にレスベラトロールを取り入れ、
若々しい身体とお肌の維持に役立ててみてはいかがでしょうか?
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

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