言葉遣いはビジネスマナーの基礎!正しい表現を身につけよう

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言葉遣いは、習慣がとても大きく影響しています。

当たり前だと思っていた言い回しが
実は間違っていたり、失礼にあたるものだと
人間関係に差支えが出てしまいますね。

特にビジネスの場において、正しい言葉遣いは基本中の基本。

ありがちな間違いや言い換え方をチェックして、
ビジネスマナーに則った言葉遣いができるように
訓練していきましょう!

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言葉遣いのマナーは評価を大きく変える

社内での対話はもちろん
お客様や取引先の対応、電話、メールなど
言葉に気をつけるシーンはたくさんあります。

です・ます」をつければ何とかなっていた学生時代とは違い、
正しい言いまわしを覚えなければなりません。

きちんとした話し方ができれば、
仕事の内容に関しても誠実だろうという
信頼感を得ることにつながりますよ。

逆に言えば、言葉遣いがおかしいと
様々な面で雑なのではないか、
きちんと指導をできない会社なのかと
全ての評価が下がってしまいます。

仕事を正当に評価してもらうためにも
言葉遣いのマナーを身につけて
ビジネスマンとしてのスタートラインに立てるようにしましょう。

 

敬語の使い分け

相手との関係性によって言い回しを変えなければならない
日本語のシステムは非常に複雑ですよね。

だからこそ、自然に話すことができれば
スマートな印象になります!

敬語の使い分けの基本を確認しておきましょう。

①尊敬語

目上の人物や、その行動を対象としたときの表現です。

ビジネスシーンでは最も使用頻度が高いといえます。

仰る」等の尊敬語にさらに「られる」という敬語をつける
二重敬語の間違いはよくあるので、気をつけたいポイントですね。

普段、上司にはもちろん尊敬語を使いますが、
社外の人に上司のことを話すときは
上位にある人物として扱わないように注意しましょう。

②謙譲語

自分や、自らの行動を下位にあるものとしたときの表現です。

自社の人物のことを、お客様や取引先に伝える場合にも使用します。

③丁寧語

敬意を表すため、対象を美化するための表現です。

です」・「ます」・「ございます」といった語尾や
」金・「」飯などの接頭語が使われます。

 

よくある間違いと言い換え

身近な人に対して言うような言葉遣いが
とっさに出てきてしまうことって多いですよね。

ビジネスシーンで恥をかかないように、
ありがちな間違いと正しい言い方をおさえておきましょう。

 

<了解しました>

ビジネス敬語について語るうえで、
何かと取りざたされる「了解」というワード。

理解する・認めるといった意味をもち、
尊敬・謙譲のどちらのニュアンスも含んでいません。

ですから、「了解いたしました」というフレーズは
辞書の意味通りにいえば失礼ではないのですが
目上の人には用いないのが暗黙のルールとなっています。

誤解をうけないように避けたほうが無難ですね。

誰にでも丁寧な印象を与えられるのは
かしこまりました」という返答です。

使い分けるとすれば、上司には「承知いたしました
お客様や取引先には「承りました」という応え方が良いでしょう。

 

<ご苦労様です>

ご苦労様」は目下の人を労う言葉であるため、
部下のみに対して使うことができます。

似たワードで「お世話様です」もよく耳にしますが、
ビジネス用語としては不適切です。

お疲れ様です」・「お世話になっております」という
言い方にしましょう。

 

<しばらくぶりです>

かなり砕けた印象になってしまいます。

お久しぶりです」も間違いではありませんが
ご無沙汰しております」が無難です。

 

<参考になりました>

考えの足しにするというニュアンスをもっているので
目上の人に使ってはならない言葉です。

指導や意見をもらったときは
勉強になりました」が正解です。

 

<とんでもございません>

とんでもない」で一語なので、
ない」の部分だけを言い換えることはできません。

とんでもないことでございます」や
滅相もございません」などが良いでしょう。

 

<役不足>

力不足という意味で誤用しているパターンが多いですが、
力量に対して役職が不足している」という意味の言葉です。

役不足ですが、精いっぱい務めます」などと
言わないように気をつけてくださいね。

 

<すみません>

いろんなニュアンスを含んでいるので、
つい口をついて出てしまうことが多いワードですよね。

ありがとうございます・申し訳ございません・失礼いたしました
など、シチュエーションに適した言葉で伝えましょう。

 

ビジネスの現場独特の言いまわし

ビジネスシーンで浸透してきた言葉には
一般では使われない独特のものがあります。

聞き慣れない人にとっては非常に違和感のある言葉なので、
口癖にならないように気をつけましょう。

<なるほどですね>

なるほど」自体は「確かに」のような同意の意味をもちます。

これに「ですね」をつけても敬語にはならず、
逆に見下すような印象になる恐れがあるのでやめましょう。

仰る通りです」・「左様でございますか」といった
言い方がベターです。

<ほぼほぼ>

完全ではないけれど、近い状態であることを示す
ほぼ」を重ねた言葉です。

報道番組で使われるほどメジャーになってきた言葉ですが、
ほぼ・大体・概ねなど正しく表現するようにしてください。

 

言葉遣いに自信がない人の解決法

知識をつけても、緊張や不安でスムーズに敬語を話せないという
悩みを抱えた人はたくさんいます。

普段、家族や友人と話すときとは違ったフレーズばかりですから
初めはスラスラと話せなくて当たり前。

とにかく場数を踏んで身につけていくしかありません。

臨機応変にビジネスシーンに相応しい言葉で話すために
実践したい解決法をご紹介します。

<アプリで勉強する>

本格的に学ぶなら秘書検定などの
資格試験をうけるのも良いですが、
アプリなら気楽に言葉遣いの勉強ができます。

<指摘してもらう>

あなた自身が上手く話せなかったと感じているなら、
相手も「もう一歩だな」と思っている可能性が高いです。

最近の風潮として、あまり口うるさく言うのも…と
先輩や上司が遠慮している場合もあり、
細かい間違いをその都度正さないこともあります。

相談しやすい先輩などにお願いして、
間違った言葉遣いをその場で指摘してもらうと良いですね。

<接客をうける>

飲食店・ホテル・問い合わせサービスなど
接客をうける際にどのような対応をしてくれるかを
意識してみましょう。

表現の仕方によって、どんな気分になるかを体感すると
真似したい言葉・避けたい言葉が分かるようになります。

<昭和の邦画を観る>

現代の話し言葉と比べると、
きれいな話し方を耳で学ぶことができます。

英語学習と同じで、耳を慣らすこともポイントですよ。

 

まとめ

ビジネスマナーのなかでも、あらゆる場面で必要になるのが
敬語をはじめとした言葉遣いのスキルです。

自信をもって仕事をするために、
間違いがちなワードの言い換え方法を
日頃から意識すると良いですね。

一朝一夕で身につくものではないですし、
ブランクができると上手に話せなくなることもあります。

周囲に協力してもらいながら様々なツールを利用して、
正しいビジネスマナーを習得しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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