ヘルシーでエコなベジブロス!毎日食べたくなる使い方&効果

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美容や健康に気をつかっていると
栄養バランスの計算やサプリメントは必須ですよね。

そんな地道な努力も大切ですが、
毎日の献立を考えるのは大変ですし
サプリの買い忘れがあると途中で面倒になったりします。

食事の準備をするときに必ず出る野菜くずを使った
ベジブロス」がトレンドになっているのを知っていますか?

いろいろなメニューに使えてヘルシーなベジブロスなら、
多種類の栄養を一気に摂れて効率的!

気になるベジブロスの使い方や、体への効果をご紹介します。

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ベジブロスとは

ベジブロスは、vegetable(野菜)+broth(出汁)
つまり野菜から取った出汁のことです。

野菜とはいっても、わざわざベジブロスのために買う必要はなく
普段は捨ててしまうような切れ端で十分。

皮・ヘタ・ワタ・種・根などを煮出します。

果物の皮や芯でもOKですよ。

食べるには味がイマイチな部分にも
旨みが凝縮されていて、栄養もたっぷり含まれています。

使える調味料が限られているベジタリアンやビーガンの人も
味に深みが出るベジブロスなら満足度アップ!

さっそく今日から野菜くずをストックしておきましょう。

 

ベジブロスの体に嬉しい効果

野菜くずを使う最大のメリットは、
ファイトケミカル」という化学物質を効率よく摂取できることです。

ファイトケミカルとは
植物が害虫や紫外線から自らを守るために作る
色素・におい・アクなどの成分で、
野菜の皮や種などに多く含まれています。

化学物質というとなんとなく抵抗があるかもしれませんが、
よく耳にする成分もありますよ。

・アントシアニン
・イソフラボン
・カプサイシン
・カロテノイド
・サポニン
・ポリフェノール
・リコピン
・リモネン

ほかにも数多くの種類がありますが、
これらはすべてファイトケミカルの一種です。

五大栄養素として
タンパク質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンがあり、
第六の栄養素に食物繊維があがっています。

そして、第七の栄養素がファイトケミカルといわれるほど
人体にとって有用なものなんです。

必須の栄養素ではないものの、
健康に良い影響を与える可能性が高いとして
医療や美容の分野で非常に注目されているのも納得ですね。

ベジブロスで取り入れやすい
ファイトケミカルには2つの大きな特徴があります。

 

①抗酸化作用

私たちは、日々呼吸をするだけで体内に活性酸素を作り出しています。

酸化させる力が強力な酸素は、体内の細菌の駆除など
本来は健康維持に役立つものです。

しかし、増えすぎると逆に細胞にダメージを与え
様々な病気を引き起こしたり老化を早めたりします。

活性酸素は睡眠不足・ストレス・運動・喫煙でも増えていくため、
現代人は過剰に生成していると考えられますね。

ファイトケミカルには抗酸化作用のある
カロテノイドやポリフェノールが豊富なので、
ベジブロスを毎日の食事に取り入れることで
活性酸素の働きを抑えやすくなります。

 

②免疫力を高める

免疫力の強化にも、以下のような様々なアプローチがあります。

免疫細胞の数を増やす
免疫細胞の働きを高める
免疫細胞を活性酸素から守る

ファイトケミカルの種類によってその効果は異なりますが、
なるべく多くの野菜や果物を使うことによって
まんべんなく強化しやすくなります。

ファイトケミカルを摂ることを推奨している医師は多く、
ベジブロスは健康維持の必須メニューになりつつあります。

いつも捨てている野菜の切れ端に、こんな効果があるなんて驚きです!

毎日の料理にベジブロスを使って、体調管理に役立てたいですね。

 

ベジブロスの材料・作り方

ベジブロスの材料は
水1リットルに野菜くず300gだけと非常にシンプル。

これらを鍋に入れて弱火で30分ほど煮込み
ザルで濾せば出来上がりです。

火をつける前に、日本酒を小さじ1入れると
野菜のくさみを抑えられます。

美味しく作るポイントは、5種類以上の野菜を使うこと。

色も偏りなく、赤・黄・オレンジ・緑などバランスよく入れましょう。

においや色の主張が強いものは少量から試すと失敗しにくくなります。

また、煮込むときに火を強くし過ぎるとアクが出やすくなり
煮くずれて濁ってしまうので、ゆっくりと仕上げてくださいね。

圧力鍋でも作ることができますが、やはり煮くずれやすいので
圧がかかったらすぐに火を止めて自然に抜けるのを待つと良いでしょう。

出来上がったベジブロスは
冷蔵なら3日程度、冷凍なら1ヶ月ほどで使いきります。

製氷トレーや使いやすい量が入るジッパーつきの袋で保存しておくと
調理するときに便利ですよ。

 

<農薬が気になる場合>

国産の野菜は、基本的に水で洗い流せば問題なく使えます。

それでも心配な場合や輸入野菜を使う場合は
ボウルいっぱいの水に重曹を小さじ入れた
重曹水に1分ほどつけて流水で洗いましょう。

長時間つけているとビタミンが溶け出してしまうので
放置しないように気をつけてくださいね。

野菜専用の洗浄水を利用するのもおすすめです。

 

ベジブロスの使い方

野菜や果物の出汁って何に使えばいいの?
ベジブロス」という名前からして洋風っぽい
と思うかもしれませんが、どんなメニューにも活用できます。

水の代わりにベジブロスを入れれば
野菜のコクがたっぷりの仕上がりになりますよ。

味が物足りなければ、
かつお節や鶏ガラスープ、コンソメを加えてもOKです。

 

・汁もの

ベジブロスは出汁がきいたスープですから、汁ものには欠かせません。

和食の王道である味噌汁にもよく合います。

 

・炊き込みご飯

市販の素を使うことが多い炊き込みご飯ですが、
ベジブロスで炊けば手間をかけたような仕上がりに!

きのこ・ひじきなどの和風炊き込みご飯はもちろん、
鶏肉と一緒に炊いたシンガポールチキンライスも簡単にできます。

 

・煮込み料理

肉じゃがやポトフなどの煮込み料理もベジブロスにおまかせ。

品数を沢山つくるのが面倒なときは、
リゾットやパエリアにも活用できます。

 

・鍋つゆ・麺つゆ

鍋・うどんのつゆには昆布やかつお節を使うことが多いですが、
ベジブロスでも優しい味のベースができます。

鍋をつくるときは野菜の切れ端が出やすいので
ムダなく使いきれますね。

 

・カレー・ハヤシライス

煮込み料理のジャンルに含まれますが、
カレーやハヤシライスに使うときは
ベジブロスの色を考慮しなくてもよくなるのが嬉しいところ。

ナスや紫キャベツなど色素の強い野菜を材料として使うと
スープの色が濃くなってしまうのですが、気にせずに煮込めますね。

水で調理するよりもしっかりした味わいになるので
使用するルーをいつもより減らしても満足感を得られます。

 

まとめ

いつも捨ててしまう野菜や果物の切れ端は
料理の旨味をアップしてくれるだけでなく
ファイトケミカルが豊富なところが注目のポイントです。

美容や健康に効果があるとしておなじみの成分を
まとめて摂ることができるので、毎日の食事に取り入れたいですね。

ベジブロスになじみがないと使い方に迷うかもしれませんが、
和風洋風を問わず水の代わりに使えばOKです。

特別な材料を揃えずに作れるので
料理に野菜を使ったらベジブロスにチャレンジしてみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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