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化粧水に乳液、下地、ファンデーション、パウダーと
朝のスキンケアからメイク完成まで
顔に使うアイテムって数が多いですよね。
念入りにお手入れして完璧な仕上がりになったところで、
少し引いたところから鏡を見てみましょう。
顔と首の色は合っていますか?
せっかくキレイにメイクしても、顔と首の色が違うと
厚塗り感が出て一気にオバさんっぽくなってしまうので要注意!
自然に色を繋げて見せるファンデーションの選び方や
塗り方をご紹介します。
顔と首の色に差が出る原因
顔と首の色の違いに悩んでいる場合、顔色が白くて首の色が暗いという人が多く
逆のパターンはほとんど見かけません。
いわゆる「白浮き」という状態です。
そもそも人の身体は、部位によって日の当たり方も違えば
角質の厚さも異なるので均一な色をしていません。
それに加えて顔にはファンデーションで色を足しているので、
首との違いが出やすくなるんですね。
ほかにも、顔と首の色に差が出やすくなる原因があります。
①スキンケアの差
顔は基本のスキンケアのほか、パックや角質ケアなどの
スペシャルケアをする人も多いですよね。
それに対して、首に美容液をたっぷりと塗ったり
パックをしたりする人は少数派でしょう。
ケアの手厚さが違う分、水分量やターンオーバーの周期に
差が出るのは当然で、顔は透明感があっても首はくすみがちになります。
②日焼けの仕方が違う
紫外線は1年を通して降り注いでいますから、
顔も首も日焼け止めを塗るのが理想ということは広く知られていますね。
それでも、うっかり首の日焼け止めを塗り忘れてしまうことがあります。
また、顔は日焼け止め・下地・ファンデーション・フェイスパウダーなど
塗るもののほとんどが紫外線カット機能を備えていて
防御率が高くなっています。
化粧直しで日中にメイクを重ねることも多く、
その分UV対策も強化されていますね。
うっかり焼けや塗り直しの回数が少ないことによって
首の色のほうが暗くなりやすいといえます。
③化粧品の色が適していない
顔色を決めるファンデーションをはじめ、
下地やフェイスパウダーの色が明る過ぎると
首の色との差がさらに広がってしまいます。
特に下地にコントロールカラーを使う場合は影響が大きく、
透明感重視でブルーやラベンダーを広範囲に塗ると
顔色の白さが際立ちます。
自分が白浮きしていないか確認してみよう!
「パッと見で分かるほどじゃないし、気づかれてないよね?」
なんて甘いですよ!
女性はもちろん、メイクの変化に疎い男性も
顔と首の色の違いには気づいていて、こんなコメントが見られました。
【仮面でも被っているように見える】
【どれだけ厚化粧なんだと思う】
【顔だけ白くてバカ殿みたい】
こんなふうに思われていたらショックですよね!
メイク後に顔だけ白くなっていないか確認するには、
明るい場所で、大きめの鏡で見てみましょう。
顔からデコルテあたりまで、広範囲で色の差を確認し
正面だけでなく横顔もチェックしてくださいね。
ちょっと引いた位置からスマホで写真を撮ってみるのも有効です。
自分で鏡を見ても、脳内で補正されて
浮いているかどうかの判断がしにくくなりますが
画像なら客観的に見やすくなりますよ。
顔と首の色を合わせるファンデーションの選び方
美容部員さんがいるコスメカウンターならピッタリの色を選んでくれますが、
セルフ化粧品の場合はそういうわけにいきません。
ファンデーションが首の色とチグハグにならないように
選び方を押さえておきましょう!
<テストはフェイスラインでおこなう>
ファンデーションの色が肌に合うかどうかを確認するときは、
手の甲に出しても意味がありません。
顔のなかでも、頬ではなくフェイスラインに乗せることがポイントです。
首と近いフェイスラインのトーンに合わせることで、
色が顔と首でクッキリ分かれてしまうのを防げますよ。
色はしっかり合わせたいけどテスターを顔に塗るのは衛生面が心配…
という場合は、割り切ってカウンセリング化粧品のみに
候補を絞ってしまったほうがムダがないでしょう。
フェイスラインの色に合わせて選んだけれど、
実際に顔全体に塗ったら暗すぎると感じることもあると思います。
そんな場合は、ファンデーションを白いものに変えるよりも
ハイライターで光を加えるのがオススメ。
広範囲にハイライトを入れるとのっぺりした印象になってしまうので、
ポイントを絞って目の下やTゾーンに入れればメリハリがついて
肌全体も明るく見えます。
<イエベ・ブルべに合わせて選ぶ>
黄味がかった色とピンクがかった色、
どちらが似合うかによって選ぶものが異なります。
イエローベースの人は色の名前に「ベージュ」とついたもの、
ブルーベースの人は「オークル」とついたものがマッチします。
例えばイエベの人がピンクがかったオークルを選ぶと
首の色のトーンと合わないため
明るさが合っていたとしても違和感が生じやすいんです。
ファンデーションだけでなく、メイク用品すべてを選びやすくなるので
イエベかブルベかを知っておくととても便利ですよ。
首の色となじませるメイク方法
せっかく肌色にピッタリのファンデーションを選んだら
メイク方法も工夫して、より美しく仕上げましょう!
・ファンデーションを首まで広げる
顔の中心から塗り、外側はごく薄くなるように広げます。
ファンデが厚い部分が前に出て見えるので
均一に塗るよりも小顔効果が期待できますよ。
リキッドやクリームタイプのファンデーションだと
手で塗布する人も多いと思いますが、
スポンジやブラシを使うことをおすすめします。
顔に塗ったあとに、ファンデを首まで薄く塗って色をなじませましょう。
崩れたり服についてしまったりすると汚い印象になってしまうため
付け足す必要はなく、ツールに残ったファンデで十分です。
・フェイスパウダーはカラーレスを選ぶ
パウダーファンデを使っている場合は不要ですが、
その他の種類を使用中なら仕上げのパウダーは必須ですよね。
ファンデーションの色が合っていても、
パウダーの色が明る過ぎては白浮きしてしまいます。
カラーレスのものを選ぶか、
皮脂が出やすいTゾーンだけにパウダーを乗せると
首とのつながりを邪魔しません。
・2色を使いこなす
今使っているものが白浮きしてしまうとしても、
捨ててしまうのはもったいない!
リキッドやクリームの場合は、同じアイテムの色違いで
暗めの色を買い足してみましょう。
①ブレンドしてピッタリのカラーをつくる
②白いほうを顔の中心に、暗いほうを顔の外側に塗って
立体感を演出する
こんな方法で白過ぎるファンデを使いきることが出来ます。
②の場合、眉山の位置を目安にグラデーションさせていくと
自然に仕上がります。
使用する量が多いと崩れやすくなるので、
2種類を使うなら塗り過ぎに注意してください。
パウダーファンデーションなら、
Tゾーン専用のお直しアイテムにすればムダがありませんね。
まとめ
お手入れの仕方の差や、化粧品の選び方・塗り方によって
気づかないうちに顔と首の色が違うという事態になりがちです。
日焼けの影響で1年の間でも肌色が変わることがあるので、
定期的に大きな鏡や写真でチェックしておきたいですね。
ファンデーションの選び方のポイントは、
テストする場所と肌のアンダートーンです。
選び方と塗り方をマスターして「メイクしてる感」が抑えられた
ワンランク上の仕上がりを目指しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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