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なかなか治らないニキビや肌荒れで悩んでいませんか?
外側からのケアではどうしようもなくなったら、
体の内側から改善してみましょう。
美肌や美しい髪に必要なコラーゲンの生成にかかわりのある「ビオチン」が、
ニキビや肌荒れに効果的なんです!
今回は、ビオチン療法などについてご紹介しますね。
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ビオチンとは?
ビオチンとは、ビタミンB群に分類される水溶性ビタミンの一種です。
1935年にオランダのケーグルにより卵黄中から発見され、
ビタミンH、ビタミンB7とも呼ばれています。
ビオチンはコラーゲンの生成にも関わっており、
皮膚が再生する力を高める作用も持っています。
ビオチンが欠乏すると…
ビオチンは腸内細菌によって合成される成分で、
通常の食生活では欠乏症は発症しないといわれていますが、
腸内環境が悪くなることで慢性的なビオチン不足になる可能性があるといわれています。
ビオチンが欠乏すると次のような症状が生じます。
・皮膚炎
・結膜炎
・脱毛
・白髪
・筋肉痛
・疲労感
・食欲不振
・味覚異常
・不眠
・神経障害
わかりやすい症状だと、
爪が割れやすくなったり、発疹ができやすくなったり、白髪が増えてきたり…
なんとなく不調だな
とか、
齢のせいかも?
と思ってしまう症状ですね。
ビオチン療法とは
ビオチン療法とは、ビオチンと整腸剤、ビタミンCを一緒に、
毎食後、1日3回飲むだけです。
ビオチンの大半は腸内細菌によってつくられているので、
腸内環境を整える必要があるのです。
3つを同時に服用することで、高い相乗効果が期待できるといわれています。
効果には個人差があり、
早い人では2~3日で効果を感じる人もいますが、
半年かかっても効果を実感できない人もいます。
効果に差が出る原因としてあげられているのは、
「腸内環境」
といわれています。
ビオチン療法によって改善するものは
アトピーやニキビ、毛穴の開き、肌荒れ、掌蹠膿疱症などさまざま。
二の腕にできたブツブツを改善できた!という人も。
ビオチンの効果
ビオチンには、アトピー性皮膚炎の改善などの他にも、
さまざまな効果があります。
ーアトピー性皮膚炎ー
まず、アトピー性皮膚炎への効果ですが、
通常、アトピー性皮膚炎の治療法といえば、「ステロイド」での治療が有名ですね。
ですが、アトピー治療の際、ステロイドの副作用により、
皮膚が黒ずんだり依存性があること、副腎の機能低下などが問題視されています。
ビオチン療法は、腸内環境を改善しビオチンを作る力を高める療法で、
副作用の心配もほとんどないので安心して行うことができます。
ー脂漏性皮膚炎ー
脂漏性皮膚炎とは、顔や頭などの皮脂の多いところや、
脇の下など、汗や摩擦の多い部分が皮膚炎をおこすものです。
発症する年齢層も幅広く、慢性化する場合がとても多い病気です。
脂漏性皮膚炎もビオチンが欠乏することで発症する場合が多いので、
ビオチン療法が効果的と言われているのです。
ー掌蹠膿疱症 ー
掌蹠膿疱症とは、手のひらや足の裏に無菌性の膿を持った皮疹ができ、
慢性的に症状が現れるものです。
無菌性なので他人へ感染することはありません。
過去に女優の奈美悦子さんが掌蹠膿疱症骨関節炎を完治させた方法として、
ビオチン療法は有名になりました。
ー白髪の改善ー
白髪になる原因は、加齢やストレス、ホルモンバランスの乱れなど様々ですが、
ビオチンの欠乏もその一因となっています。
ビオチンが欠乏することにより、代謝が悪くなり、
頭皮の血行も悪くなってしまうことで頭皮に栄養がいきわたらず白髪が増えてしまうのです。
ビオチンを補充することにより、代謝を改善し、
白髪が増えるのを防いでくれるのです。
ー糖尿病ー
ビオチンは糖尿病の改善にも期待ができるとして、治療に用いられています。
糖尿病はインスリンの作用が不足することで、慢性的に血糖値が常に高くなっている状態のことです。
ビオチンが不足してしまうと、たんぱく質の代謝が低下し、
インスリンの生産量が少なくなってしまうのです。
糖尿病患者は血液中のビオチン濃度が低いので、
ビオチンを投与することでインスリンの生産量が正常になると考えられているのです。
ー美容効果ー
ビオチンは美肌や美髪に欠かせないコラーゲンの生成に関わっているほか、
皮膚が再生する力を高めたりもします。
皮膚の炎症を抑える効果もあり、
アトピーやニキビなどの肌荒れ改善が期待できます。
抜け毛や白髪にも有効で、
髪に必要な栄養を与えて髪の発育を促進したり、
強い髪を育て抜け毛を少なくするといった効果が期待されています。
ビオチン療法のやり方
ビオチン、ミヤリサン、ビタミンCを1日3回、食後に飲みます。
飲むだけなのでとても簡単なのですが、
ビオチン療法を行っているときに気をつけたいことがいくつかあります。
それは、「飲酒、喫煙、生卵の卵白、乳酸菌入りのヨーグルト」です。
飲酒、喫煙はビタミン類を多く消費してしまうので、
ビオチン療法中は控えるべきでしょう。
特にタバコは、1本で血中のビオチン濃度を半分にすると言われています。
生卵の白身には「アビジン」という物質が含まれているのですが、
腸内でビオチンと結合し、体内への吸収を妨げてしまいます。
白身は加熱してあれば食べても大丈夫です。
そして、乳酸菌入りのヨーグルトを避けたほうが良い理由は、
乳酸菌がビオチンを食べてしまうからです。
特に「フェカリス菌」が含まれているものは、
ビオチンを大量に消費してしまうといわれています。
腸内環境を整えるのに役立つ乳酸菌ですが、
フェカリス菌以外の乳酸菌については詳しく立証されていないので、
一概に乳酸菌がダメ!とはいうわけではないようです。
ビオチン療法を長期間続け、腸内環境が整ってくると、
体内でビオチンを作る力が強くなって、
最終的にはビタミンCと整腸剤だけでも効果を得ることができるようになるのだとか。
効果を感じられるようになるまでは、毎日続けることが大切です。
気になる副作用は…?
ビオチンはビタミンですので、副作用はありません。
ビタミンCなどと同じく、必要量以上を飲んでも尿として体外へ排出されます。
まとめ
ビオチン療法はまだまだ認知度が低い療法ですが、
アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎で悩んでいる方にはおススメの療法です。
また、白髪や抜け毛、アンチエイジングを気にする方にも。
効果には個人差があるので、長期的に服用することを念頭に置き、
根気よく継続するようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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