尿素入りクリームの効果と注意点!

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乾燥する季節になると、たくさんの種類のハンドクリームが店頭に並びます。
効能もさまざまで、どのクリームを選べばよいか迷ってしまいますよね。
特に手がカサカサの時なんかに薬局に行くと、お腹が減っているときに買い物に行くようなもので、
テスターすべてが「肌にいいんじゃないか?」と思ってしまいます。
(だってカサカサだから)
手がカサカサな時に気になってしまうのが
尿素配合クリーム
ツルツル~すべすべ~♪
のイメージがとても強いのですが、
尿素入りのクリームは使い続けないほうが良いという噂もちらほら。
そこで今回は、
尿素入りクリームの効能や正しい使用法などについてご紹介しますね。

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尿素の作用と効能とは?

尿素とは、人や肉食動物の尿の中に多く含まれている成分のことです。
保湿成分が高く、医薬品やハンドクリームなどに使用されています。
尿素には保湿以外にも、たんぱく質を分解する働きがあり、
肌をツルツルにする作用があります。
尿素配合クリームが硬くなった角質に効果があるというのは、
角質はケラチンというたんぱく質でできているからなんですね。
尿素配合クリームがどのような症状に効果的かというと、
ひび、あかぎれ、しもやけ、アトピー性皮膚、進行性指掌角皮症、
老人性乾皮症、掌蹠角皮症、 足蹠部皸裂性皮膚炎、 毛孔性苔癬など。
主に、「角化した皮膚」に有効に働きます。
わかりやすく言うと、
ガチガチかかと」とか「象のようなひじ・ひざ」「割れた鏡餅
といった感じでしょうか。
ただ、ひびやあかぎれで炎症を起こしている場合は、
尿素には角質を溶かす作用があるので、炎症部に刺激を与えてしまう恐れがあり、
使用できない場合もあるようです。
また、尿素はターンオーバーの乱れた肌にも作用するので、
化粧水などにも使用されています。
保湿をしながら古い角質の剥がれを促進してくれるので、
ゴワゴワになったお肌に有効です。

尿素入りクリームの使用が向いている肌

尿素の効果
上記にあげたように、尿素には角質を溶かす作用があります。
(緩いピーリング作用ですね)
硬くなった角質には有効に働きますが、
乾燥予防として常用するのはおススメしません。
では、どのような肌に尿素入りクリームが向いているのかというと、
角化した肌
です。
って、前にも書いてますね(^^;
例えば、指先の皮がカチカチに硬くなり、ストッキングに引っかかるとか、
硬くなった皮で他の部分の皮膚を傷つけてしまうなど。
これ、私なんですけど、
毎年冬場は指先の角化した皮に泣かされています。
このような角化した指先や、歩くと割れるかかとのひび割れなど、
硬くなった皮膚
に尿素入りクリームがむいています。
ただし、ひび割れが悪化していて炎症を起こしている場合や、
尿素クリームを塗った時に、しみたり痛みがあった場合は使わないほうが良いでしょう。
上手な使い方としては、
ガサガサが気になる部分に尿素入りクリームをポイント使いすること。
ガサガサしていない他の部分は、
ワセリンや保湿系・ビタミン系のハンドクリームでケアするのが効果的な使用法です。
ワセリンの効能と種類
尿素入りの基礎化粧品の場合は、
肌が柔らかくなったと感じたら、尿素が含まれていない基礎化粧品に移行するようにしましょう。
使い続けてしまうと、新しい角質まで分解してしまい、
敏感肌になってしまうことも。
あくまでも「肌がゴワついている時」だけの使用にとどめましょう。

尿素入りクリームの注意点

使用上の注意点
尿素入りクリームを使用する際、注意しなければならないことがあります。
それは、
常用しないこと」「顔には塗らないこと
です。
何度も言いますが、尿素には緩いピーリング作用があるので、
角化した肌には有効に働きますが、角化していない肌には刺激が強いのです。
そのため、常用してしまうとかえって肌荒れを進行させてしまったりするのです。
尿素入りクリームの使用を続けて、
ガサガサが治まってきたり肌が柔らかくなってきたと感じたら、
他の保湿系のクリームに切り替えるようにしましょう。
また、保湿効果が高いからといって顔に塗るのは避けましょう。
顔の皮膚は手の皮膚よりも薄く、とてもデリケートな部分です。
顔には顔用の保湿クリームがあるので、
尿素入りクリームは使用しないほうが良いでしょう。

まとめ

ちょっと前に、ピアニストの方(男性)とお話をする機会があったのですが、
その方の手がツルツルでとてもきれいだったので、
「どんなお手入れをすればこんなにツルツルになるんですか?!」
と聞いたところ、
尿素クリームですよ
とおっしゃっていました。
そして、
「でもね、あれ(尿素入りクリームのこと)指紋なくなるね…」
とも。
毎日使っていたせいで、指先つるっつるになってしまい、
本のページがめくれなくなったりしたそうです。
(指紋も薄~かったです)
と、このピアニストの男性のように毎日使ってしまうと指紋が危うくなりますが、
硬くなった皮膚に正しく使えば、柔らかいお肌に戻すことができるのです。
ガチガチかかとやゴワゴワの肌を解消してくれる尿素入りクリーム。
上手に使いこなして、柔らかいお肌を手に入れましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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