花粉症皮膚炎の対策と治し方とは?お化粧しても大丈夫?

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花粉症の症状といえば、鼻水・鼻づまり、目のかゆみなどがよくある症状ですが、
実は花粉症による肌荒れもあることをご存知でしょうか?
花粉が飛散する時期になると肌が荒れてしまうという人は、もしかしたら
花粉症皮膚炎
の可能性が!
今回は、花粉症皮膚炎の症状や対策、治し方、お化粧しても大丈夫か?
などについてご紹介したいと思います。

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花粉症とは?

 花粉症とは?
まずは、根本的な花粉症についてご説明します。
花粉症は、花粉により起こるアレルギー疾患で、
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、皮膚炎などの症状があります。
花粉症の原因となる花粉の種類は、
・スギ
・ヒノキ
・カバノキ
・ブナ
・イネ
・ヨモギ
・ブタクサ
・カナムグラ
・マツ
・ニレ
・イチョウ
など約60種類も。
ここ数年、スギ花粉の罹患数がとても増えているそうで、
全国で推定3000万人以上、国民4人に1人がスギ花粉症と考えられています。
(私も、2016年4月に花粉症(スギ)になってしまいました…)
これは、推定の数なので、おそらくもっと多くのスギ花粉患者がいるのでは?
といわれています。
花粉症は一度発症してしまうと、ほとんど治すことができず、
今のところ、症状を緩和させるしか方法がありません。
2014年にスギ花粉に対する「舌下免疫療法」が保険適用となりましたが、
舌下療法で根治するのは約2割程度で、誰でも根治するというわけではないようです。
ーアレルゲンを特定する理由とは?ー
アレルゲンを特定するのは、どの花粉に対してアレルギーがあるのかを知ることで、
効果的に症状を抑えることができるからです。
また、くしゃみ、鼻水、鼻づまりという症状は、風邪とも似ている症状なので、
自分が花粉症を発症したことに気づかないで風邪だと思ってしまうことも。
風邪の症状と花粉症の症状は似て異なるもので、
風邪はウイルスによる感染が原因ですが、花粉症はアレルギーが原因なので、
総合感冒薬を飲んでも、花粉症の症状に対しては効果が薄いのです。
このように、無駄にお薬を飲まないためにも花粉症の検査は欠かせません。
それに、花粉が飛散する時期がわかっていれば事前に花粉対策をすることができるので、
怪しい症状があるときはお医者さんに相談して検査を受けることをおススメします。

花粉症皮膚炎とは?

 花粉症皮膚炎とは
花粉症皮膚炎とは、花粉が原因で起こる皮膚炎で、
花粉が飛散する季節に発症します。
くしゃみや鼻水などのアレルギー反応のほか、皮膚に炎症が見られる場合は、
花粉症皮膚炎を疑ったほうが良いでしょう。
また、くしゃみや鼻水などの花粉症の症状がない場合でも、
花粉症皮膚炎を発症することがあります。
花粉が飛散する時期に肌荒れを起こしているという人は、
花粉症皮膚炎の可能性があるかもしれません。
男女ともに発症しますが、女性の方が発症しやすいと言われています。
それは、女性は化粧やメイク落としなどの刺激を受けやすく、
肌のバリア機能が傷つけられてしまうからといわれています。
もともとアトピー性皮膚炎の人は、
花粉の刺激が原因でアレルギーを悪化させることもあり、
花粉の時期に肌が荒れるような場合は、花粉症皮膚炎を発症している可能性が高いです。

花粉症皮膚炎の症状

花粉症皮膚炎の症状は、
・肌がカサカサする
・赤みやかゆみがある
・湿疹がでる
などのアレルギー症状があります。
症状が出るのは、露出している部分で、
花粉の付着しやすい、皮膚の薄い顔や頸部などが多いようです。

花粉症皮膚炎の対策法とは?

花粉症皮膚炎の対策

花粉症皮膚炎を防ぐには、花粉を肌につけないことが一番の対処法です。
マスクは当然ですが、花粉対策用のメガネやゴーグルをつけたり、
スカーフなどで首元を覆うのも効果的です。
花粉症の対策と同じですね。
外出時の対策法は上記のようなものですが、
その他の対策法をご紹介しますね。
ー洗い流すー
皮膚に付着した花粉を落とすには、洗い流すのが効果的です。
ただし、洗い流す際に、ごしごしとこすったりするのはNG!
付着した花粉が刺激にならないよう、
優しく洗い流すようにしましょう。
また、洗浄力の強いものも、皮膚への刺激となってしまうので、
マイルドな洗浄力のものを選ぶようにしましょう。
ーしっかり保湿するー
普段のスキンケアでもいえることですが、
花粉が飛散する時期はしっかりと保湿をして肌のバリア機能を保つようにしましょう。
ただ、しっかりと保湿したいからといって、油分の多いものを使うのは
かゆみなどを引き起こす原因になることがあります。
肌に合った基礎化粧品を使うようにしましょう。
あなたの肌質は?
ー花粉カット商品を使うー
外出時に皮膚以外にも、髪の毛や衣服にも花粉は付着します。
そのような花粉を少しでも減らすのに有効なのが、
花粉カット商品
です。
基本的な花粉症対策で紹介した、マスクやメガネ、ゴーグルの他にも、
カーディガンや、衣服や布団に吹きかけるスプレー、カーテン、障子、
化粧品などがあります。

とくにおススメなのは、化粧品ですね。
資生堂に「dプログラム アレルバリアエッセンス」
という敏感肌用の化粧品があるのですが、
美容液で日焼け止めの役割もあるうえ、
花粉や大気中のちり・ホコリなどをブロックし、肌を守ってくれるのだとか。

敏感肌用の化粧品なので、1年を通して使用してもいいでしょうし、
花粉が飛散する時期だけ使用するというのも良い方法です。
ー髪の毛ー
花粉は髪の毛だけではなく、頭皮にも付着します。
そのため、外出後にブラッシングをしても頭皮に残ることがあるのです。
頭皮に残った花粉は、洗い流すしかありません。
そこでおススメなのが、花粉がつきにくいヘアスタイルです。
三つ編みやポニーテールなど、なるべくコンパクトにまとめるのがポイントです。
それから、前髪をあげるのも効果的です。
前髪に限らず、顔にかかりやすい部分の髪の毛をピンでとめたりして、
顔にかからないようにすると良いです。
思い切って、前髪を切ってみるというのも花粉対策には有効です。

花粉症皮膚炎の時でもお化粧はできる?

 花粉症皮膚炎 化粧
花粉症皮膚炎を起こしているときにお化粧をするのは、
肌の負担になりそうで怖いですよね?
肌が荒れているときにお化粧をするのは良くないと思われがちですが、
花粉症皮膚炎の場合は、お化粧をした方が肌トラブルを防げることを知っていましたか?
健康なお肌は、肌表面の角質層がバリア機能の役割をして、
花粉やほこりなどの異物が入ってこないようにしているのですが、
花粉症皮膚炎を起こしているときは、
バリア機能が低下しているので、外からの刺激にとても弱くなっている状態なのです。
このように、バリア機能が低下しているときに、お肌に何もつけずに外出してしまうと、
花粉やほこり、紫外線などの刺激をもろに受けてしまい、
ますます肌荒れが悪化してしまう可能性があります。
花粉症皮膚炎でお肌が荒れているときは、
先ほどご紹介した資生堂の美容液のように、花粉を防ぐ作用のある化粧品や、
敏感肌用の化粧品を使うようにしましょう。
とくに、クレンジング不要の化粧品を選ぶのがおススメですよ♪

まとめ

花粉が飛散する時期に肌が荒れたら、
花粉症皮膚炎を疑ってみましょうね。
アレルギーを改善するのは大変なことですが、
アレルギー反応を起こす前に対策・予防することで、肌荒れを防ぐことができます。
花粉症だけでも大変なのに、皮膚炎まで起こしてしまっては、
地獄としか言いようがありません…。
つらく悲しい思いをしないためにも、
しっかりと対策し、花粉の季節を乗り越えていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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