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女性はもちろん、男性をも魅了するバラ。
私もバラの香りに魅了され、バラ園から帰りたくなくなったことがあります(笑)
昔からバラを使った化粧品や香水などがありますが、
バラの香りを楽しむものだと思っていました。
ところが、バラの香りには
美白効果などの美容効果があったんですね~。
美容効果以外にも素晴らしい効能があるというから
気になりますよね~?
ということで今回は、バラの香りに秘められた美容効果と、
その他の効果などについてご紹介したいと思います。
女子力をあげたい方だけでなく、
疲れやストレスの溜まっている男性の方も必見ですよ~(^^
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バラはお薬だった?
バラというと観賞用として楽しむ花、
というイメージがありますが、実は昔からハーブなどとして利用されていました。
1700年頃のフランスの書物に、バラから採取したローズウォーターが
下痢や吐血に効果があると記載されています。
ローズウォーターとはバラの花弁を蒸留しオイルを抽出する際に
オイルから分けられた後に残る純粋な水分のことをいいます。
このほかにも、中国の薬に関する書物にバラの原種であるハマナシの花が
肝臓の病気に良いということが書かれていることから、
バラはお薬として利用されていたことがわかります。
薔薇の香りの成分
バラの香りの成分は主に3つあります。
・ティーローズエレメント
ティーロズエレメントには
「鎮静効果」「安眠効果」「美肌効果」
があると言われています。
鎮静効果が高いと言われているラベンダーの精油よりも、
3~4倍も鎮静効果が高いのだとか。
また、バラの香りのリラックス効果によりお肌の新陳代謝が促進され、
お肌のバリア機能が向上し美肌になるのだそうです。
・ゲラニオール
ゲラニオール は女性ホルモンの分泌に深いかかわりがあり、
エストロゲンの分泌を助けると言われています。
エストロゲンは「美肌ホルモン」ともいわれているホルモンで、
お肌に潤いや弾力を作る作用があります。
また、皮脂の分泌を抑える働きもあるため、
ニキビ予防や改善などにも効果的です。
・ネロール
ネロールにはゲラニオールと同様、
女性ホルモンの分泌を促進する作用があり、皮膚の弾力を回復する作用があります。
バラの香りがのもたらす効果とは?
ー美白など美容効果ー
バラの香りを嗅ぐだけでストレスが軽減し、肌のバリア機能が回復する
ということが科学的に実証されました。
香りを嗅ぐだけでですよ!!
私たちはストレスを感じると「コルチゾール」というストレスホルモンを分泌して
ストレスに対抗しようとします。
コルチゾールが分泌されると自律神経の交感神経が優位になり
末梢血管が収縮してしまいます。
この状態が続いてしまうと、血流が悪くなってしまい、
お肌に必要な酸素や栄養素が十分にいきわたらなくなってしまいます。
そうなることで肌荒れなどの肌トラブルが起きやすくなってしまうのです。
バラの香りを嗅ぐことで、ストレスが軽減し、
それにより肌のバリア機能が回復するというわけです。
ストレスが溜まって、お肌の調子もあまりよくないという方は、
バラの香りを嗅いで元気なお肌を取り戻しましょう。
また、ローズオイルには強い殺菌作用と抗炎症効果、
免疫強化作用があるため、アンチエイジングにも有効とされています。
ーリラックス効果ー
バラの香りを嗅ぐと幸せな気分になりますよね。
バラの香りには高いリラックス効果があります。
また、ストレスホルモンの分泌を抑制し、
癒しの効果があることもわかっています。
バラの香りのリラックス効果により、安眠効果もあります。
ー女性ホルモンの働きを正常化ー
バラの香りには女性ホルモンの働きを正常にする作用があります。
そのため、PMS(月経前症候群)や更年期障害など、
女性特有の不調に効果的です。
また、女性ホルモンの働きが正常化することで、
「美肌ホルモン」であるエストロゲンの分泌も促され、
それにより肌の新陳代謝が良くなり美しいお肌を作ることができるのです。
ー記憶力の向上ー
「就寝中にバラの香りを嗅ぐと記憶が定着しやすい」
という記事が少し前に話題になりましたね。
これはドイツのリューベック大学の研究チームが行った調査で、
科学専門誌サイエンスに掲載されたものです。
74人の学生を集め、コンピューター上で神経衰弱を行わせて、
記憶力の検査をしたそうです。
まず、神経衰弱を一度行いカードの配列を見させて、
一晩眠った後にもう一度行い、どの程度正確に覚えているか測定するという実験です。
その際に、バラの香りを嗅がせたグループと香りなしのグループに分けて測定したところ、
バラの香りを嗅いだグループのほうが高い結果が出たそうです。
この実験のポイントは、バラの香りを嗅がせるタイミングで、
一度目の神経衰弱をする前にバラの香りで充満した部屋でやらせ、
その後一晩眠っているときにもう一度バラの香りを嗅がせるようにしたそうです。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、
眠りが浅く夢を見る睡眠のことを「レム睡眠」
眠りが深く夢も見ていない睡眠のことを「ノンレム睡眠」
といいます。
実験では、バラの香りを嗅がせたグループをさらに、
レム睡眠中に嗅がせたグループとノンレム睡眠中に嗅がせたグループに分けたそうです。
その結果、ノンレム睡眠中にバラの香りを嗅いだグループは、
バラの香りを嗅いでいないグループよりも高い結果を出したそうです。
ただし、レム睡眠中にバラの香りを嗅いだグループと
香りなしのグループには大きな違いがなかったのだとか。
とても興味深い実験結果ですよね。
MRI装置を使った分析結果でも、バラの香りを嗅いだ場合、
記憶をつかさどる海馬部分が活発になっていることが確認されたそうなので、
試してみる価値はありそうです。
バラの香り以外の効能は?
上記では「バラの香りがもたらす効果」についてご紹介しましたが、
ここからはローズオイルやバラの食品など、
香り以外のものがもたらす効能についてご紹介したいと思います。
ーローズオイルー
ローズオイルには香りと同様の効能のほか、
さまざまな効能があります。
・保湿効果
・血流改善
・体臭の抑制
・育毛効果
・抗アレルギー作用
・免疫力の向上
・抗炎症作用
・頭痛、発熱を抑える
・アンチエイジング
抗炎症効果があるので、ニキビなどにも効果があります。
ローズオイル配合の化粧品もあるので、
スキンケアに取り入れてみるといいでしょう。
その際、化粧品の表示成分をチェックして、
・〇〇ローズ精油
・〇〇バラエキス
などの表示があるものを選ぶようにしましょう。
ーバラを使った食品ー
日本ではあまりなじみがないですが、バラの産地であるブルガリアでは
子供が腹痛になった時、バラのジャムなどを食べさせているのだとか。
バラのジャムを紅茶に入れて飲むのも一般的だそうです。
バラを含む食品には整腸作用があると言われており、
食べることで胃腸の働きを良くしてくれます。
国産のバラを使用したジャムなども販売されていて、
美意識の高い女性にとても人気があるそうです。
まとめ
バラは鑑賞するだけでも華やかな気分にさせてくれるのに、
香りにまで素晴らしい効果があったなんて知りませんでした。
たしかに、バラ園で半日過ごした日は帰宅後も穏やかに過ごすことができたなぁ。
香りを嗅ぐだけで身体にも心にも良い影響をもたらしてくれるバラを
ひびの生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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