女性の顔にシワが多いと骨密度が低いってホント?!

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年齢のせいかしら?
顔にシワが増えてきたわ~、
齢だから仕方がないわよね~。
なんて言っているそこのあなた!
※特に40代50代!
同世代の女性と比べて顔にシワが多いと感じたら、
骨密度が低下しているかもしれません!!
とある大学の研究で分かったことなのですが、
顔のしわと骨密度には深~いかかわりがあるんです。
今回は、女性の顔のしわと骨密度の低下についてや
骨密度の低下を防ぐ方法などについてご紹介したいと思います。

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シワと骨密度の関係について

シワと骨密度の関係
骨密度というと、「骨粗しょう症」を思い浮かべると思いますが、
シワとも大きな関係があることがわかったのです。
発見したのは米エール大学の研究チームで、
女性の肌と骨のたんぱく質レベルには関連があり、
女性の顔や首にシワが多ければ、その女性は骨密度低下による骨折のリスクが高い
ということを発表しています。
研究の対象となったのは、
最後の月経期が終わってから3年以内の更年期後の女性114人で、
目視と機会を使って顔と首の11カ所のシワを調べたそうです。
シワの調査と合わせ、超音波やX線で骨密度の測定も行っています。
その結果、
シワがひどくなればなるほど骨密度が低かった
ということがわかり、これとは逆に、
皮膚に弾力のある人の骨密度は高い傾向がある
ということが明らかになりました。
このシワと骨密度の関係は、顔や首だけでなく、
腰椎、おしり、かかとなど、他の部位でも確認されており、
年齢や体脂肪率など骨密度に影響を与えると言われている他の要因とは関連がなかった
とパル博士は報告しています。
皮膚や骨はたんぱく質の一種であるコラーゲンから成り立っています。
加齢とともにコラーゲンを生成する量が減少するのですが、
コラーゲンの減少が皮膚の衰えと骨密度の減少の原因となっている可能性があると
パル博士は説明しています。

コラーゲンの働きとは?

コラーゲンの働きとは?
コラーゲン」というと、肌のハリや弾力に欠かせない成分というイメージがありますが、
実はコラーゲンは体全体に存在し、体重の約20%あるたんぱく質のうち、
約30%をコラーゲンが占めています。
コラーゲンが一番多く含まれているのは皮膚で約40%
10~20%が骨、軟骨に存在しています。
コラーゲンは各部位によって働きが違いますが、主に
・細胞同士を結び付ける
・支える
・水分や弾力性を保つ
という働きがあります。
そのため、コラーゲンが減少してしまうと
皮膚にシワが出来たり骨がもろくなってしまったりするのです。
コラーゲンの意外な効果とは?

カルシウムの働きとは?

カルシウムの働きとは?
丈夫な骨に欠かせないカルシウム。
カルシウムが不足してしまうことで骨密度が低下し、
骨折のリスクや骨粗しょう症の原因となってしまうことは知られていますね。
実はカルシウムには、肌を保湿する役割があるんです。
カルシウムは肌の「顆粒層」に多く存在し、
角質細胞を作るのに欠かせない成分なのです。
このほかにも、生体機能を保つ役割があり、
各種ホルモンの分泌や神経情報の伝達、免疫機能をの正常化や
出血を止めるなどの働きもあります。
生命活動の維持に使われているカルシウムの量はというと、
体内のカルシウムのわずか1%ほどなのです。
99%は骨の強化に使われているんですね。

骨密度が低下してしまうのは…?

骨密度が低下すると
骨密度が低下してしまう原因は、カルシウム不足が大きな要因ですが、
このほかにも原因があります。
ひとつは「エストロゲンの減少」です。
骨密度は男性の場合60歳ごろから、女性の場合だと閉経前後から減り始めます。
特に女性は、閉経と共に骨密度の減少を抑える女性ホルモン
エストロゲン
の分泌が急激に減少するため、骨密度も大きく減少しはじめます。
もう一つは「生活習慣の乱れ」です。
生活習慣の乱れによりストレスが強くなると、
骨基質(こつきしつ)の変化が起きます。
骨基質 の成分は
80%がミネラルで20%がコラーゲン
となっています。
この骨基質 が変化してしまうことで、
骨質が悪くなり骨密度に影響を及ぼすと言われています。
また、「運動不足」も骨密度の低下に深いかかわりがあります。
運動で適度な負荷が骨にかかると、
骨にマイナスの電気が発生し、カルシウムを呼び寄せ、
カルシウムがくっつきやすい状態になります。
また、身体を動かすことで血行が良くなり、
骨の形成を進める骨芽細胞の働きも活発になります。
運動不足の状態では、これらの活動が弱く、
骨形成が進みにくい状態となり、これとは逆に骨吸収が進んでしまうため、
骨密度が低下してしまうのです。
ではちょっと簡単な「骨密度チェック」をしてみましょう。
1.前よりも身長が低くなった
 
2.背中や腰が曲がってきた
 
3.背中や腰に痛みを感じる
ひとつでも当てはまる場合は
骨粗しょう症の可能性
があります。
※私、1に当てはまりました…
この3つ以外にも、
・食事の量は少ないのにすぐにお腹いっぱいになる
・すぐ息切れがする
・以前から来ていた衣服の身丈が合わなくなった
・重いものを持ったり立ち上がるときに腰が痛む
というのも、骨粗しょう症に気づくきっかけとなります。

骨密度の低下を防ぐには…?

骨密度の低下を予防するには
骨密度の低下を防ぐには、
・カルシウム
・ビタミンD
・ビタミンK
など、骨の形成に欠かせない栄養素をしっかりと摂ることが有効です。
ーカルシウムー
カルシウムが豊富な食品は
・牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品
・小魚など魚介類
・干しエビ
・小松菜
・青梗菜
・豆腐や納豆などの大豆製品
などです。
1日の摂取目安量は700~800mg程度です。
食品100gに含まれるカルシウムの量はというと、
・牛乳 110mg
・プロセスチーズ 630mg
・イワシの丸干し 440mg
・油揚げ 300mg
・厚揚げ 240mg
・モロヘイヤ 260mg
・さばの水煮  260mg
・鮭中骨の水煮  1400mg
となっています。
朝、昼、晩と間食などでこまめに摂取するといいでしょう。
ービタミンDー
次にカルシウムの吸収に欠かせないビタミンDを含む食品を見てみましょう。
ビタミンDを多く含む食品は
・シラスなどの魚類
・きくらげ
・干ししいたけ
・卵
などです。
ですが、ビタミンDは食品だけでは補うことが難しいんです。
ではどのようにしてビタミンDを補えばよいのかというと、
日光浴
です。
ビタミンDは日光に当たることで体内で生成される成分なんです。
夏場なら厚さを避け木陰で30分ほど、
冬場であれば30分~1時間程度散歩に出るだけで十分です。
ービタミンKー
ビタミンKを多く含む食品は
・納豆
・ほうれん草
・小松菜
・ブロッコリー
・キャベツ
などです。
ビタミンKの1日の摂取目安量は男女ともに
150γg
となっています。
納豆ひとパック(40g)には240γgものビタミンKが含まれています。
通常の人は不足することがない栄養分と言われているので心配はほとんどありません。
また、通常の食生活で過剰症の報告はないということです。

適度な運動も大切!

運動も大切
骨密度を低下させないためには運動も必要です。
骨は負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発になり強くなる性質があります。
普段、運動不足だと感じている方は、
まずは簡単なことから始めてみましょう。
エレベーターを使わずに階段を使うとか、1つ先の駅まで歩いてみるとか、
無理なく続けられることからやってみましょう。

まとめ

顔のしわと骨密度の低下に深いかかわりがあるなんて知りませんでした!
顔にシワができるのは、肌の乾燥とか加齢だと思っていたので…。
40代50代はもちろん、
20代30代は将来に向けて今のうちから丈夫な骨を維持するように心がけましょうね。
私、昨年に比べ身長が1cm縮んでいたので、
カルシウムとコラーゲンをしっかり摂取して骨密度低下を予防したいと思います。
40歳を過ぎたら定期的に骨密度検査へ!
と推奨されているので、
自治体や保健センターに問い合わせて骨密度検査を行うようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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