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人に優しく、穏やかな気持ちで過ごすと
自分も周りもハッピーになれますよね!
そう頭では分かっていても
ちょっとしたことでイライラしてしまったり、
そんな自分にガッカリしたり…
上手にメンタルをコントロールできるようになれば、
余裕がうまれて快適な日々を送れると思いませんか?
あなたの気持ちがグラついてしまうのは、
「セロトニン」が足りないせいかもしれません!
セロトニンを増やすには、ツボ押しや特定の栄養の摂取など
様々な方法があります。
特にツボ押しは特別な準備の必要がなく、
たった今からでも始められるので気軽に試してみましょう!
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セロトニンってどんなもの?
セロトニンとは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれる
神経伝達物質のひとつです。
脳内物質としてのセロトニンは、
体内にあるセロトニンのおよそ2%程度なのですが
これが心の安定に大きな影響を与えます。
感情の浮き沈みを穏やかにしたり
体内時計を調節したりする作用があるため、
心身をリラックスさせて疲労やストレスを和らげるのに役立ちます。
・日光に当たる時間が少ない
・栄養が不足している
・極端な運動不足
・ストレスによってセロトニン神経が弱る
これらが原因でセロトニンの分泌が減少すると
緊張状態が続いて体調不良を起こしやすくなります。
日照時間が少なくなる冬は特にこの傾向が強いので
積極的にセロトニンを増やす習慣を取り入れたいですね。
こんな人はセロトニン不足かも
セロトニンが不足することで生じる代表的な弊害は
自律神経の乱れです。
自律神経は、消化器や内分泌腺など自分の意思とは無関係に働く
器官の機能をコントロールしている神経です。
緊張・活動しているときには交感神経が、
リラックス・睡眠状態のときには副交感神経が優位に働いています。
セロトニン不足によって、この自律神経のバランスが崩れると
体や心に様々な不調をきたします。
以下の代表的なお悩みにいくつも当てはまる場合は
セロトニンが足りていないかもしれません。
・情緒不安定
イライラのコントロールがしにくく感情的になったり、
逆に不安や落ち込みが激しくなったりします。
うつ病の治療でセロトニンに働きかける薬を用いることから分かるように、
精神の安定に非常に深く関わっているんですね。
一般的に、女性のセロトニン量は男性の半分しかないといわれています。
女性のほうが細かいことにイラつきやすく、
感情的になりがちと考えられるのも納得です。
カレやご主人とささいなことでケンカしてしまう人は、
この事実を伝えて理解してもらうといいかもしれません!
・寝つきが悪い/朝起きられない
セロトニンは、日中にだけ分泌される物質です。
セロトニンを材料にして夜にメラトニンという物質がつくられ、
体温が低下して睡眠モードに移行していきます。
ですので、睡眠の準備に必要なセロトニンが足りないと
夜になっても眠気を感じられなくなってしまうんです。
逆に、朝に動き出すのがつらい場合もセロトニン不足が関係しています。
セロトニンは血圧・心拍・体温を上げて
覚醒状態に導く役割をもっているため
スッキリとした目覚めには欠かせません。
・冷え性
セロトニンは血流や体温を調整する作用があり、
上手く機能していないと冷え性になりがちです。
どんな人でも1日のうちに体温は1℃くらい変動するのですが
それはセロトニンの分泌量とリンクしています。
分泌量が増えるほど体温は上昇し、
不足していれば低体温状態になってしまいます。
常に冷えを感じている人は、セロトニン量を増やすと
冷え性が改善する可能性がありますね。
・偏頭痛
偏頭痛は、脳の血管が拡張して三叉神経を刺激することで起こります。
セロトニンは脳血管を収縮させる働きがあるため、
量が十分でないと原因である血管拡張を抑えることができません。
また、セロトニンは痛みを抑制する機能があるので
頭痛・腰痛・肩こり・生理痛などの症状を和らげるために重要です。
・過食/拒食
セロトニンには満腹中枢を刺激する作用と
摂食中枢を抑制させる作用があります。
つまり、食べ過ぎの防止と空腹の我慢に役立っているんです。
このバランスが崩れてしまうと欲求が高まり過ぎて過食になったり
食に対する興味・満足度が下がり拒食になる場合があります。
多くのトラブルがセロトニンと関わっていることが分かります。
自力でセロトニン量を増やせるなら
体調改善のためにセルフケアを取り入れたくなりますね。
ただし、病気ではないし…と思うような体調の変化でも、
放置しておくと自律神経失調症や摂食障害、うつ病といった
疾患に発展する恐れがあります。
以前と比較して悪化している場合や
日常生活に支障が出ている場合は医療機関にかかることも検討しましょう。
セロトニンを増やすのにおすすめのツボ
人体に素早く影響するツボは、
神経を通じて分泌されるセロトニンを増やすのに最適!
ツボを押すと末梢神経・中枢神経を通じて脳に刺激を与えることができ、
ホルモンの分泌を活性化できるんです。
1回5秒くらいのペースで、ゆったりと親指でツボを押しましょう。
痛みを感じると、身体はそれをストレスと感じます。
ガマンして筋肉が緊張した状態だと指がツボに入らないので
痛きもちいい強さでおこなってくださいね。
・完骨(かんこつ)
画像引用元:https://kenkolink.com/tsubo.php/21/
耳の後ろにある、出っ張った骨の下のくぼみにあります。
自律神経を整え、セロトニンの分泌を安定させます。
頭痛や首コリの解消に役立ち、眠気覚ましや集中力アップにも効果的。
・百会(ひゃくえ)
画像引用元:https://www.riseisha.ac.jp/risei-sinkyu/tsubo/tsubo03.html
左右の耳を結んだ中心にある頭頂部のツボです。
万病に効くと古くからいわれていて
自律神経の乱れや不眠、頭痛に悩む人にピッタリです。
・合谷(ごうこく)
画像引用元:https://ourage.jp/column/karada_genki/24209/
手の親指と人差し指の間のくぼみにあります。
全身のツボのなかでも非常に脳への刺激が伝わりやすく、
気づいたときにすぐ押せる場所なので毎日の習慣にしたいですね。
精神の安定・頭部の悩み(頭痛や耳鳴り難聴)に効果的です。
・労宮(ろうきゅう)
画像引用元:https://kenkolink.com/tsubo.php/35/
心労が集まる場所といわれる、手のひらの中央のくぼみにあるツボです。
癒しのツボの代表で、イライラを抑える効果があります。
緊張や手汗が気になるときに押すと落ちつきますよ。
・神門(しんもん)
画像引用元:https://kenkolink.com/tsubo.php/31/
手首内側の横ジワの、小指よりのくぼみにあります。
副交感神経の働きを活発にするツボなので
眠れないときや不安を強く感じるときに押すと良いでしょう。
ツボ以外のセロトニンを増やす方法
生活習慣による対策もたくさんあります!
セロトニンが減少してしまう原因として
日光・栄養・運動の不足があるということをご紹介しました。
この点をフォローすることがセロトニンを増やすために
特に重要なポイントとなります。
・日光
1日15分程度の日光浴はセロトニン分泌に効果的です。
冬は日照時間が短い分、日光浴の時間を20~30分程度とるのが理想。
朝の時間帯におこなうと、体内時計がリセットされて
気持ちよく1日を過ごすことができますよ。
窓越しの光では効果が低いので、屋外で浴びることをおすすめします。
・栄養
必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンや、
炭水化物、ビタミンB6を摂取することで
セロトニンの生成や運搬をサポートします。
大豆製品や青魚、肉類をバランス良く食事に取り入れてくださいね。
・運動
15~20分の単純なリズムを刻む運動によってセロトニンが増加します。
テレビを見ながら・話しながらの運動よりも、
集中しておこなうほうが効果的です。
日光浴もかねて、朝のウォーキングが最適ですね。
そのほか、水泳や縄跳び、スクワットなども良いでしょう。
運動のための時間が取れないなら、咀嚼や足踏みなどでもOKです。
・グルーミング
毛づくろいを指すグルーミングは、緊張やストレスを緩和するための行動で
様々な動物がもっている習性です。
人間に置き換えるとスキンシップですね。
握手・ハグ・髪をなでるといった触れ合いだけでなく、
楽しい会話でも同様の効果が見込めます。
家族・恋人・ペットとの触れ合いの時間を積極的に増やしましょう。
お気に入りのヘアサロンやエステで、会話を楽しみながら
髪や肌をケアしてもらうのもいいですね。
・アロマテラピー
香りは脳への影響が強く、感情と関係する大脳辺縁系や
自律神経系と関係する視床下部にしっかり働きかけます。
特に酢酸リナリルという成分を含んだ精油は
セロトニンの分泌を促すためおすすめです。
鎮静効果の高いラベンダー、天然の抗うつ剤ともいわれるベルガモット、
月経痛やPMSなど女性特有の悩みにも対応するクラリセージが
代表的なアロマです。
ティッシュに垂らして置いておくだけでも芳香浴を楽しめますよ。
まとめ
ストレスにさらされ、運動不足になりがちな現代人は
セロトニンが減少している傾向があります。
自律神経のバランスを崩しやすくなり
体にも心にも不調が現れるので、セルフケアで対策しましょう。
セロトニンを増やすには、栄養や運動などに気を配る必要がありますが
ツボを刺激する方法ならとても簡単。
出先なら手のツボ、自宅では頭部のツボも押して
リラックスしてくださいね。
幸せホルモン・セロトニンを増やして、穏やかで快適な日々を送りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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