適当に洗ってない?手荒れしにくい食器の洗い方をマスター!

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食器洗浄機が普及してきたとはいえ、
手洗いをしている家庭もまだまだ多いですよね。

食器洗いは手荒れの原因になりますが、
日々必ずおこなう家事のひとつなので
なかなか治らずに困ってしまいます。

でも、食器の洗い方を見直せば手が荒れにくくなり
水や時間の節約もできますよ。

手荒れしにくい食器の洗い方や洗剤選びのポイントおさえて、
健康な手肌を取り戻しましょう!

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手荒れの原因

手荒れは皮膚の乾燥により角質がめくれ、
水分が蒸発してしまうことで起こります。

皮脂は簡単に水と混ざるので、
手が濡れるだけでも脂分が奪われてしまうんです。

荒れがひどくなると、
手湿疹のような医療機関にかかるほどの症状があらわれます。

・指や手のひらに痒みがある
・皮膚が硬くなっている
・皮がめくれる
・水疱ができる
・乾燥や亀裂を繰り返す

肌がこのような状態になっているなら、手荒れが進行しているサイン。

油汚れを落とす洗剤を毎日使えば、なおさら手荒れは悪化していくので
なんとなく自己流で食器洗いをしている人は要注意です!

洗剤によるダメージを避けながら、
食器にはその働きを活かすような洗い方に変えていきましょう。

 

間違った洗剤の使い方に注意!

濡らしたスポンジに洗剤の原液を垂らし、
泡立てて食器を洗う人は多いですよね。

洗剤のCMでも、たっぷり汚れのついた食器を
スポンジでこすって洗っています。

でも、この方法は手荒れしやすく不経済なのでおすすめしません。

製品によりますが、基本的に洗剤の原液に素手で触れることは
メーカー側も推奨していないんです。

直接スポンジにつける使い方をする場合は
炊事用手袋を着用するよう注意書きに記してあるほどなので、
原液をつぎ足しながら食器洗いをしていては
手荒れして当然といえるでしょう。

専用のゴム手袋を用意するのが面倒であれば、
洗剤を薄めた液に浸けて洗う方法がベターです。

濃度は濃いとムダになり、薄いと洗浄力が低くなってしまうため
説明書きに従って洗い桶に洗浄液を作ってください。

洗浄液はお湯でつくると汚れ落ちの効果が高くなります。

食器洗浄機が60℃のくらいお湯で洗浄しているので
目安にすると良いでしょう。

予洗いの後、15分くらい浸ければ汚れが浮いてきますよ。

食器が泡だらけにならず、すすぎがスムーズになるので
洗剤や水に触れている時間が短縮できます。

ただし、浸ける時間が長すぎると菌が繁殖しやすいため
1時間以内に洗うようにしましょう。

また、木製の食器の場合は劣化を早めてしまうので
浸けおきはせず手早く洗ってくださいね。

 

手荒れしにくい食器の洗い方

薄めた洗剤での浸けおきの方法をご紹介しましたが、
手袋の管理が面倒・食べ終わったらすぐに洗いたい
という場合にはあまり向きません。

そんな時に意識したい食器の洗い方はコチラです。

 

①汚れを取り除く

油汚れや残ったソースなどは
ヘラで落とすかキッチンペーパーで拭き取っておきます。

汚れが多く残っていると
すぐに泡がへたってスポンジも汚れてしまいますが、
予め取り除くことで洗いやすい状態を維持しやすくなります。

 

②手にワセリンを塗る

手を濡らす前に、ささくれやヒビ割れなどの
手荒れが気になる部分にワセリンを薄く塗っておきましょう。

水をはじくので、食器洗い中の刺激から肌を守ってくれます。

 

③お湯は使わない

水よりもお湯のほうが手の皮脂が奪われやすくなります。

お湯のほうが油汚れを落としやすいからといって、
熱いと感じるほどの温度にはしないでくださいね。

 

④洗剤を使い過ぎない

洗い始める前にしっかり汚れを取っておけば、
使用する洗剤は1円玉大の量で十分。

水を含んだスポンジで泡立てて洗いましょう。

 

⑤汚れの少ない食器から洗う

汚れがひどいものを先に洗ってしまうと、
スポンジを介して他の食器にも汚れが広がってしまいます。

グラス→汚れの少ない食器→汚れの多い食器→フライパン
といったように、順序立てて進めていきましょう。

食卓から台所へ運ぶときに、
むやみに食器を重ねないこともポイントです。

 

⑥水洗いをする

そもそも、油汚れが付いていない食器には洗剤を使う必要がありません。

コップ・ご飯茶碗・汁椀・漬物や酢の物をのせた皿などは
水洗いだけでキレイになりますので、
本当に洗剤が必要な食器だけに使うようにしましょう。

 

洗剤の選び方

一口に食器用洗剤といっても、性質によって特徴があります。

食器洗いをスピーディーに済ませたいのか
手荒れしにくいものを使いたいのか、
希望に合わせて選んでくださいね。

・弱アルカリ性

油汚れは酸性なので、弱アルカリ性の洗剤を使うと
洗浄しやすくなります。

肌への刺激は強めなので、素手ででは手荒れしやすいタイプです。

・弱酸性

肌へのやさしさを優先するなら弱酸性を選びましょう。

油汚れの洗浄力は弱アルカリ性に劣りますが
水アカの汚れには強いので、
ガラス食器のくもりが気になる時には適しています。

・中性

アルカリ性・酸性と比べて洗浄力は低いものの、
肌を傷めにくいのが中性洗剤のメリットです。

洗浄力を補うために界面活性剤は使用されているので、
食器洗い後の保湿ケアはしっかりおこないましょう。

 

<手荒れしにくいと評判の洗剤>

手荒れや環境のことを考えた食器用洗剤は種類が増えてきました。

消耗品ではありますが、毎日使うものだからこそ注意深く選びたいですね。

 

・サラヤ ヤシノミ洗剤

その名の通り、ヤシの実由来の洗浄成分を使用していて
香料や着色料は一切無添加の中性洗剤です。

野菜や果物を洗うのにも使えるので、
残留農薬が気になる人にもオススメ。

 

・フロッシュ 食器用洗剤

カエルのマークでおなじみのフロッシュは
環境先進国ドイツ生まれの弱酸性洗剤です。

ノンアルコール処方で手肌に優しいのが特徴ですが、
重曹やオレンジオイル配合の洗浄力を強化したタイプもあります。

 

・エルミー 敏感肌・アレルギー肌にやさしい台所食器洗剤

手荒れ症に悩む人に向けたアルカリ性の洗剤で、
アトピーとアレルギー肌専用の製品もあります。

手荒れの原因となる添加物を徹底的に排除し、
保湿成分を配合しています。

 

・ミヨシ 無添加食器洗いせっけん

シャンプーやボディソープでもおなじみのブランドですね。

石けんは泡で汚れを落とすので、
浸けおきよりスポンジで洗うのに適しています。

食器の量が少ないなら、スプレータイプもイチオシです。

 

まとめ

手荒れは水や洗剤がつき乾燥することで起こりますが、
食器の洗い方を工夫すれば予防できます。

手荒れしにくい洗い方のポイントは、
できるだけ洗剤の原液に触れず
浸けおきや下準備をしっかりおこなうことです。

洗剤の種類ごとに特徴があるので
量・価格だけでなく、液性や使用方法までチェックしてくださいね。

手荒れしにくい食器の洗い方は、エコや節約にもなって良いことづくめ!

さっそく実践してみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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